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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2022年12月の記事一覧

金井真紀『世界はフムフムで満ちている/ 達人観察図鑑』

☆mediopos2966  2022.12.31 「仕事の達人」の話 それを「フムフム」と聞く著者 海女・石…

KAZE
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特別対談 魚豊×アダム・タカハシ「創作家と哲学史家」 (『ユリイカ 2023年1月号 特…

☆mediopos2965  2022.12.30 15世紀のヨーロッパ 天動説が支配している時代に 地動説は異端…

KAZE
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[連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本] 穂村弘:内田善美著/集英社『…

☆mediopos2964  2022.12.29 昨日(28日)が仕事納めだったので 一週間にも足りないものの …

KAZE
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永井玲衣「世界の適切な保存 連載⑨間違える」 (『群像』 2023年 01 月号)

☆mediopos2963  2022.12.28 「間違える」 そのことで 問いが生まれ 「すましていた世界に…

KAZE
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奥野 克巳『人類学者K──ロスト・イン・ザ・フォレスト』/奥野 克巳〔コラム 日々…

☆mediopos2962  2022.12.27 人類学者・奥野克巳による ボルネオ島の熱帯雨林に生きる狩猟…

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古東哲明『沈黙を生きる哲学』

☆mediopos2961  2022.12.26 「沈黙」について考えるようになったのは 高校生のとき図書館…

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立岩 真也『良い死/唯の生』・立岩 真也『人命の特別を言わず/言う』

☆mediopos2960  2022.12.25 死と殺生に関する 立岩真也の新刊・二冊 (文庫は以前の著書からの文庫化) 『良い死/唯の生』(文庫)では 安楽死・尊厳死を「良い死」とし 病気や老衰などで 生きる価値がないとさえ思わせてしまう そんな社会の価値観を批判的に検討し 「良い死」を追い求めるのはやめて 「唯の生」でよいのではないかと訴えている 著者の基本的な考えは 「病で死ぬとしてもその時までしたいことをし、 楽をするのがよい」のであり 「生きたいなら生

石岡学「みんなの〈青春〉 思い出語りの50年史」〜「連載第12回(最終回)変わったも…

☆mediopos2959  2022.12.24 現代においても 「青春」は氾濫してはいるが 「大人への成熟に…

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古井 由吉『連れ連れに文学を語る: 古井由吉対談集成』〜柳瀬尚紀「ポエジーの「形」…

☆mediopos2958  2022.12.23 古井由吉と柳瀬尚紀の 一九九五年の「ポエジー」をめぐる対話…

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中沢新一・河合俊雄『ジオサイコロジー/聖地の層構造とこころの古層』

☆mediopos2957  2022.12.22 ユング心理学の河合俊雄が 中沢新一の『アースダイバー 神社編…

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渡辺 一夫『ヒューマニズム考/人間であること』

☆mediopos2956  2022.12.21 昨日(mediopos2955)の問い 「人間であるとはどのようなこと…

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吉川浩満『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版』/ミシェル・フーコー…

☆mediopos2955  2022.12.20 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』 という逆説的な…

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藤田 正勝『九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学』

☆mediopos2954  2022.12.19 「ロゴス」は 「ラチオ(理性)」と 「ヴェルブム(ことば)」…

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香川照之主演・映画『宮松と山下』

☆mediopos2953  2022.12.18 地元の小さな映画館で 気になっていた映画 香川照之主演の『宮松と山下』を観る 関友太郎・平瀬謙太朗・佐藤雅彦という なんと3人!の監督集団「5月」による 初の長編映画だという 香川照之が演じるのは 12年前に記憶をなくし行方不明となって なぜか「宮松」と名のっている もともとは「山下」である人物である 3人の監督に対して2つの名をもつ主人公 宮松は映画のエキストラをしている 映画は侍に刀を振りかざすすが 斬り返さ