アーユルヴェーダ治療の奥義

【アーユルヴェーダ治療の奥義】
根源的・霊的な治療の背景には『ウパニシャッド』などのインド思想があり、患者本来の力を引出し、宇宙の根源的なエネルギーを用いて心身の調和を取り戻すことを目的とする。

様々な方法が用いられるが患者のアートマンの活性化を目指しており治療者は援助に徹する。
患者の生き方を変えるような根本的な治療のため、多くの場合時間がかかるが、短期間で劇的に効果が現れることもある。

しかし、急速に作用する強い治療は同じだけの反動が生じる。
それは強く執着している強固に凝り固まった自我に疑いを起こさせるから、人間の治療と言うものは価値観、生き方、考え方、感情、人格に及ぶ。
仏教医学では貪り、怒り、癡(道理に暗い)を三毒と呼ぶけど浄化の過程でこの三毒が噴出することがある。

ただしアートマンとはどのようなものなのか?具体化されていないので、仏教医学の仏性と置き換えた方が解りやすい。

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