アーユルヴェーダの生命線

1998年頃、イギリス人女性セラピストと一緒に
アーユルヴェーダの伝承家系のクリニックで学んでいたときに
イギリス人女性がアーモンドオイルはどうなのか?と聞いた
ドクターは「それは、アーユルヴェーダでは無い」
「アーユルヴェーダは神が人間に教えた知識だ」
「だから、我々はアーユルヴェーダに従わなければならない」と話していた
これが私のアーユルヴェーダの原点

これは宗教比較の原理に使われる判断基準なのだけれど
宗教の正邪・優劣・高低・浅深の比較は
②文証(根拠が記載されている書物など)
何にどのように記されているか?
②理証
それは理論的にどうなのか?
③現証
それを実際に行った時にどのような結果が出るのか?
これらで評価・判断される
これら3つの中で一番重要なのは③現証だ
アーユルヴェーダで言えば結果・効果である
いくら②理証、理論的に優れていそうでも効果が無ければ
それは誤り、または劣っていると評価される

アーユルヴェーダに使用される薬品群の多くは
古典チャラカサンヒターやスシュルタサンヒター
また、薬学の専門書Bhaisaja KalpanaやSahasra Yogamに記されている
これらに記されていない伝承家系に伝わり続けた秘伝の薬もある

アーユルヴェーダの効果は処方で決まる

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