現代の人間関係(ハリネズミ症候群)

現代人は「ハリネズミ症候群」と言われだして随分経つけど、本当は一人は淋しくて誰かに寄り添いたいけど、近くに寄り過ぎると、ハリがお互いを刺し合って痛みを感じてしまうから、痛みを感じないようにちょうど良い距離を保とうとするということ。
その最たるものは「恋愛しない若者たち」

過去の大家族から核家族化が進み、そこからまた進んだ個の時代。
距離感の取り方は痛みを感じながら、相互が少しずつ微調整して行くのだろう。それはある面、賢さとも言えるし、上手い距離感を取れる関係こそ良き相性なのかもしれない。
恋愛しかり、家族しかり、仕事の付き合い然り

現代の広く浅く付き合う、または気の合わない人とは付き合わない。
これは現代人は自分の心の痛みに敏感だからかもしれない。
それは自我=エゴの肥大化によるものとも考えられる。
自我の肥大には際限がない
いま、流行りの気づき、、
まず気づこうとすべきこと、見つめるべきことは《自我=エゴ》ではないだろうか?

コロナ騒動で人と人、国と国とが分断されたのは、実は心の中の痛みがコロナを生み出したのかもしれない、なんて考えてみたり

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