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設備編。1

さて今回は設備編です。
生活に欠かせない電気・水道・ガス。
改修工事にガスは必要ないので一旦置いておきます。

築年数は100年以上。空き家になってから10年ほど経過してますので、素人目に見てもかなりの劣化が進んでいます。

○水道について

改修計画でまず最初に使いたいのは水道です。
水道は市役所の水道課に行きました。この時点ではまだ空き家の名義変更は行っておらず、私たちは「空き家」に対してまったくの赤の他人です。開栓ができるのか、水道使用料の請求先がどうなるのか不安でした。支払いについても、請求先がどうなるのかなどを窓口で相談し、水道使用届を提出しました。

○まとめ
開栓の申請→市役所の水道課
・所要時間15分
・水道使用届の申請内容→氏名・住所・連絡   
 先・勤務先・開栓先の住所・請求先(使用者 
 の住所と異なる場合のみ)
・市役所の水道課にて開栓業者へ連絡→開栓希    
 望日を伝えると前日に開栓してくれるそう。
私たちの疑問点・問題点
・空き家の名義変更が完了していない点
 ↓
 持ち主でなくても開栓できる。
 開栓先の住所と現住所が異なる場合は請求先    
 の住所の記入が必要。
・開栓に立ち会えないかもしれない点
 ↓
 水道の場合立ち合いは必要なし。
 希望日を伝えるとその前日までに開栓してく
 れる。

以上が水道の開栓についてです。
開栓希望日は来週ですが水道管の劣化などを確認するつもりです。水道のメータも土に埋れてました。

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○電気について

私たちは水道と同じく市役所で手続きが必要だと思っていましたが、電力会社で手続きを行うようです。

九州電力さんに直接伺いました。
事前に持ち主の方から長い間使っていないので家屋に今ある配線を使うと漏電を起こし火事になる可能性が高いため使わないで欲しいとの要望がありました。そのことも含めて九州電力の方に現状をお伝えしました。写真はもともとメーターがあったであろう場所です。メータは外してありました。

空き家の住所を伝えて調べてもらいました。以前も九州電力と契約していたとのことです。
ですが、空き家の期間が長く築年数も経っているのでまずは安全のため配線の確認が必要だということでした。
電力会社は電気の契約になり、配線の確認のため電気工事屋さんに依頼する必要があります。

○まとめ
電気の申請→電力会社
配線の確認・新設→電気工事屋
注意事項
・長期間使用していない家屋は配線の劣化に
よる火災などに注意が必要。配線の確認は電   
 気工事屋さんに依頼する。
・メータの有無。ついていれば申請書のみで電 
 気の契約ができます。

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早速、知り合いの電気工事屋さんに各部屋の配線を調べてもらいました。知り合いがいない場合はタウンページなどに載っていると九州電力の方が仰っていました。

配線は下の写真のようにガイシ引きというもので電線が剥き出しになっており、劣化がひどく、分電盤も昔使われていた物で古くなっています。

調査の結果、全体の半分の電線が使えなくなっていて、使えない箇所を調べて修繕するよりも、全て取り払い新しく配線することを勧められました。

また「仮設電気工事」という方法も教えてもらいました。新築の現場など電気配線がまだきていない場所で工事をする際に敷地内に仮設のポールを建て、工事の期間だけ電気を流し使用する物です。この場合は電力会社に「仮設申請」が必要です。

どちらにするにしても電気工事が必要になります。今は知り合いの方に見積もりをお願いしてます。

電気、ガスが通るのはまだまだ先になりそうです。設備は素人では触ることができないのでもどかしいですが業者さんにお願いしつつ、わからないことは解決しながら作業をすすめていきます。

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