お墓の改葬(寺院墓地)

のうこつの窓口の山下です。

今日は納骨先についてお話をしたいと思っております。

納骨先は大きく分けて4つあります。

お墓

納骨堂(永代供養墓)

樹木葬

散骨

納骨堂(永代供養墓)については人によって定義が変わりますが、これらについては後に深堀をしていきたいと思っております。

今回お話しするのは、いわゆるお墓についてです。

今までの一般的な納骨先はお墓が主流で、お墓を建てるところで言うと、ひとつは寺院墓地です。もうひとつは霊園墓地、都営とか市営も霊園のくくりに入ってくると思います。その他に集落の共同墓地があります。

主にそれぞれを改葬するということを絡めてお話をしていきます。

まず、寺院墓地の改装。いわゆる墓じまいやお墓の引っ越し、これが一番大変です。

何が大変かと言うと、寺院墓地は、今お墓があるお寺からしたら、「お檀家さんとか門徒さんという、ある意味お客様でありお寺を支えるサポーターかつ支援者」を失ってしまうことになるからです。そうなると寺院の死活問題にかかわってきます。

そこに関してお寺は、「去る者は追わず」という考え方の方もいらっしゃいますが、「最後に墓じまいをするのであれば離檀料とか法要料みたいなものでお寺にお金を出してほしい」ということもあります。

中には離檀して去った後にも関わらず、“お寺の行事があるから寄付を”などの寄付を募る通知が送られてくるなどと、離檀された方が困惑してしまう事態もあるようです。

ただ前回も話しましたが、そのくらい寺院はすごく大変な時期に入ってきています。

寺院を存続させるための一つの指針として、そこを支える人がどのくらいいるか、ということは重要なことと思います。

寺院墓地を改装するにあたっては、離檀の交渉などが大きくのしかかってきますが、そういうことに関してお客様の方では不明なところも多く、不安になる事が多いようです。

これらはのちにさらに深堀していきたいと思います。

これからいろいろな話を明かしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。

それではまた。


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