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11年目農醸 私たちの酒米の生育記録7

大潟村ではようやく朝晩は涼しいと感じられるようになりましたが、日中は相変わらず30℃を超える日が続いています。
30℃でも暑さが落ち着いたような気になりますが、少し前まではお盆を過ぎると朝晩は肌寒いくらいと言われていたくらいですので今年はやはりかなり暑いです・・・。

私たちの酒米の生育状況をお知らせします^^

田植えから81日目の秋田酒こまちです。
前回の写真が5日前ですが、その間に上に向かって伸びていた穂が重みで垂れてきました。
稲の生育を考えるとこの後も定期的に水を入れた方が良いのですが、重粘度で土が乾きにくく軟らかい大潟村の田んぼでは、稲刈りの時にコンバインが走れないと大変なので例年であればお盆を過ぎた頃には田んぼを乾かし始めるのですが、高温が続き雨もほとんど降らないので写真で見ても分かる通り土が白っぽくなり乾いています。
この後の天気次第では水管理に注意が必要です。

田植えをしてから82日目の改良信交です。
さすがに丈が伸びてきて穂もすっかり垂れています。
しかし、穂はまだ青々としていますね。

田植えをしてから87日目の秋田酒こまちです。
その後も雨が降らず、さすがに水を入れました。
例年であれば中干しをした後に1回か、2回入れられればというところですが、(これは大潟村の場合の話しです。)今年は3回目の入水です。

田植えをしてから88日目の改良信交です。
穂のみならず、茎も傾いてきました。
やはりまだ穂は青々としています。

田植えをしてから91日目の秋田酒こまちです。
少しずつですが、見た目でも黄色というか白っぽくなってきた感じがします。

田植えから92日目の改良信交です。
こちらも少しずつ色が変わってきました。

田植えをしてから98日目の秋田酒こまちです。
約2週間ぶりにまとまった雨が降りました。少し強めに降ったため、重みで手前の方が少し傾いてしまいました。
見た目は黄色っぽくなってきました。

田植えをしてから99日目の改良信交です。
こちらも手前の方は強めに倒れてしまいました。
倒れてしまうと大雨の際に水に浸かって発芽してしまうリスクがあったりと品質への影響が心配されますので倒れない方が良いです。
まだ倒れているところは一部なのでこのまま稲刈りまで何とかもちこたえて欲しいです!

大潟村松橋ファームでもいよいよ早い品種の稲刈りが始まりました。
私たちの酒米の稲刈り体験の日程も決まりました!

自分で稲刈りした酒米が農醸になる体験です。
どなたでもご参加いただけますので是非ともお越しください^^

●農家とつくる日本酒プロジェクト
webページ/https://noujou.jp/

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