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日本の農業課題と未来への一手

今回は、書籍『AIと競争する新時代の農業戦略』の出版を記念したブログの第2弾「日本の農業課題と未来への一手」をテーマに、農業×AI技術の未来を紹介していきます。

今回の内容は音声でお話した内容を抜粋して紹介しています。
併せて音声も聞いてみていただけると幸いです。

円安とインフレの中で見える生活の影響

円安が進行し、インフレが加速している今日、日本の生活は大きな影響を受けています。スーパーでの買い物時に特に感じるのが、パンや油、特に卵の価格の大幅な上昇です。以前は100円や200円程度で購入できた卵一パックが、今では300円を超えるのが普通となっています。我々の所得がインフレの進行に対して十分ではない現状では、スーパーでの買い物において、より安い商品を選ぶという選択を強いられています。

消費者の要求と農業の挑戦

この経済状況は、農業にも影響を及ぼしています。規格に揃えた農産物を販売するだけでは、安い価格を求める消費者の需要に応えることは難しいです。そこで農業は、大規模農家が大量に低単価の商品を生産するモデルと、小規模農家が少量だけでも一つ一つを高単価で販売するモデルの二極化が進んでいるのです。

「人検索」の時代と農業の未来

久松農園という茨城の農家が書籍『農家はもっと減っていい』にもあるように、個人農家は、一つ一つをどう高く売るか、あるいはどう顧客との関係を継続的に維持するかに焦点を当てるべきだと私は考えています。

また、キングコング西野亮廣さんの書籍『夢と金』に出てくる「人検索」の考え方も重要です。これからの時代は、何を買うかではなく、誰から買うかが重要になります。

まとめ

本書の第1章では、日本の農業が抱える課題や、農家がどう進むべきかについて詳細に書いています。この新時代の農業戦略について更に詳しく掘り下げる第2章では、AIがどのように活躍するのかについて紹介します。
6月22日にはセミナーも開催予定ですので、ぜひご参加いただけると嬉しいです!

この書籍を通じて、読者がAIの可能性を理解し、自分たちのビジネスや生活に役立てることを心から願っています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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