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web3コミュニティの革新: DAO化とその未来

web3の世界では、コミュニティのDAO(分散型自立組織)を目指す動きが加速しています。
自民党もDAOルールメイクハッカソンを開催として、DAOのルールづくりを推進しています。

そんな中、農業を主体とするDAOはまだ存在しえません。
Metagri研究所というコミュニティにおいては、NFTやメタバース、AI技術を農業に融合させ、新しい取り組みを展開しています。今回は、Metagri研究所のDAOを目指した動きとそのプロセスと意義について掘り下げます。


トークンエコノミーの推進

Metagri研究所では、コミュニティ内での貢献を可視化するために「メタグリトークン」を導入しています。2023年3月より運用開始しており、当初は手動での配布でしたが、そのシステムを自動化することで、より効率的かつ公平な報酬システムを実現しています。

音声配信やSNS拡散、ウェブサイトの更新などの貢献に対し、トークンが自動的に配布されます。
例えば、音声配信では3トークン、ウェブサイト更新では5トークンが自動で付与されるシステムが導入されています。これにより、貢献者は自分の努力が直接報酬として反映されるのを実感できます。

新たな取り組みの導入

Metagri研究所では、さらに「今日のめし」投稿やボイスチャットの参加など、日常的な活動もトークン配布の対象としています。例えば、美味しい食事の写真とコメントを投稿するだけでトークンがもらえるなど、楽しみながらトークンを稼ぐことが可能です。ボイスチャットでは、30分以上の参加でトークンが付与される仕組みです。これらの取り組みは、コミュニティ内でのコミュニケーションを促進し、参加者のモチベーションを高める効果が期待されます。

トークン利用の現状と課題

現在、トークンを使うためには、ウォレットの保有やメタマスクを通じたNFTとの交換など、いくつかのステップが必要です。これらのプロセスはまだ改善の余地があり、よりユーザーフレンドリーなシステムへの発展が望まれます。しかし、徐々にシステムが形になってきており、コミュニティ内でのトークンや報酬システムの導入は、着実に進展しています。

Metagri研究所の方針と展望

DAOモデルは、Metagri研究所に限らず、多くのコミュニティにおいて重要な進路となりつつあります。各コミュニティは独自のニーズに応じて、さまざまな形でDAO化を進めていくでしょう。メタグリ研究所で開発されたシステムは、その先駆けとして、他のコミュニティにも影響を与える可能性があります。
そんな中、Metagri研究所は、web3コミュニティにおけるソーシャルトークンの自動配布システムをさらに進化させ、コミュニティの活動を拡大していくことを目指しています。現在はまだトークンを集めている人が少ない状況ですが、今後、トークン配布の対象を広げ、より多くの貢献を可視化することが目標です。
Metagri研究所は、コミュニティ運営において重要な役割を担っており、NFTやコミュニティという概念が不可分な関係にあることを強調しています。今後、企業や団体がコミュニティを持つ時代において、これらのノウハウは大いに役立つはずです。
2024年はこのモデルを横展開していきます。
ぜひ、一緒にコミュニティ内のトークンエコノミーという世界観を体験しながら活動してみませんか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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