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web3を超越する革新か!? フォートナイトのオープン化とその可能性

2022年までは「web3がデジタル世界の未来を切り開く」と言われてきましたが、フォートナイトのオープン化がそれを超越する可能性を示しています。

「自分だけの世界を作り、それを全世界の人々に楽しんでもらう。これこそが、フォートナイトのオープン化がもたらす新たな可能性です。」

フォートナイトのオープン化とは、具体的には、Unreal Editor for Fortnite(UEFN)によるワールドのオープン化、いわゆる「クリエイティブ2.0」を意味します。

具体的には、マインクラフトのように自由に世界を作り出し、マリオメーカーのようにその世界を世界中の人々に遊んでもらうというコンセプトを、フォートナイトの世界に持ち込めるようなイメージです。

フォートナイトのオープン化は2023年3月に発表され、クリエイターは自分が作った島で得られた純利益の40%を報酬として受け取るという新たなビジネスモデルも提示されました。これにより、クリエイターは自分の創造性を最大限に発揮し、その成果を直接的な報酬として得ることが可能となります。

そして、フォートナイトのオープン化により、すでに様々なゲームや世界が作られています。例えば、東京の渋谷を再現した世界や、人気アニメ「ドラゴンボール」の世界を再現したゲームや、人気ユーチューバーの家を再現した世界など、クリエイターたちの創造性が爆発しています。

このように、フォートナイトのオープン化は、メタバースの可能性を一気に広げるものとなりました。これは、メタバースが次のステージへと進化するための重要な一歩であり、その影響は計り知れません。

フォートナイトのオープン化は、メタバースの未来を切り開く新たな一歩となります。これは、個々のクリエイターが自分だけの世界を作り出し、その中でプレイヤーが楽しむことができる新たな可能性を示しています。この記事では、フォートナイトのオープン化が、メタバース普及の大きな課題であった以下の3つの課題をどのようにクリアしているのかを詳しく解説します。

①制作コストの大幅ダウン

フォートナイトのオープン化は、クリエイターが自分の世界を作成することを可能にします。これにより、従来のゲーム開発に比べて、制作にかかるコスト(時間とお金)を大幅に削減することが可能となります。具体的には、フォートナイトが提供するツールを使用して、クリエイター自身がゲームの世界をデザインし、その中でプレイヤーが楽しむことができるコンテンツを提供することができます。これにより、従来のゲーム開発に比べて、制作にかかるコスト(時間とお金)を大幅に削減することが可能となります。

②数万人が同時に遊べる

フォートナイトは、世界中で約3.5億人のプレイヤーを持つ大規模なゲームです。このような大規模なプレイヤー基盤があることで、同時接続の限界性という課題もクリアすることが可能です。具体的には、フォートナイトのサーバーは、大量のプレイヤーが同時に接続することを可能にするための高いパフォーマンスを持っています。これにより、クリエイターが作成した世界も、大量のプレイヤーが同時に訪れることを可能にします。

➂自分の世界で利益を得る

フォートナイトのオープン化は、クリエイターが自分の世界でアイテムやサービスを販売することを可能にします。これにより、新たなマネタイズの機会が生まれます。具体的には、クリエイターは自分の世界でプレイヤーに提供するアイテムやサービスを設定し、それをプレイヤーが購入することで収益を得ることができます。また、クリエイターが作成した世界を訪れるプレイヤーの数に応じて、クリエイターにはその収益の一部が還元されます。これにより、クリエイターは自分の創造性と努力を直接的に享受できます。

フォートナイトのオープン化により、メタバース普及の大きな課題であった3つの課題をクリアしていきます。
今まではメタバースはオワコンという風潮がありましたが、フォートナイトを提供するEpic Gamesが大きなゲームチェンジを巻き起こしつつあります。
web3が分散型社会の実現によりデジタル世界の未来を描くと言われてきました。しかし、フォートナイトのオープン化がそれを上回る速度で社会に浸透する可能性を秘めています。これは、メタバースの未来を形成する重要な一部となるでしょう。
このビッグウェーブにいつ乗り始めるのか。
少しずつでも触り始めるのが得策かもしれません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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