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メタバースが切り拓く農業の未来 - Metagri研究所の新たな挑戦

今回は、農業web3コミュニティ「Metagri研究所」が取り組み始めたメタバース農場のプロジェクトについて紹介していきます。

メタバース総合展への出展

7月3日から3日間にわたって、東京ビッグサイトで行われたメタバース総合展の出展にアテンドしてきました。

今回は、メタバース制作をいらいしているトランスコスモスとEbuActionの2社が共同出展する展示会でのアテンドです。
この展示会を通じて、メタバースに対する盛り上がりを肌で感じることができました。

Metagri研究所としても、現在、ロブロックスというメタバースプラットフォームへの進出を進めています。今回の出展は、新しいメタバースの制作受注に向けた顧客開拓の一環でもあります。

メタバース制作パートナー

メタバース制作には、トランスコスモスとEbuActionという2つの会社に依頼しています。

トランスコスモスは、メタバースを使った企画提案やコンサルティングを担当。私自身もコンサルタントとして関わっています。EbuActionは、17歳の若き社長が率いる制作会社。クリエイターを集め、高い企画力と行動力で制作を担っています。この2社との協力体制により、高品質なメタバース農場の実現を目指しています。

メタバース農場のビジネスチャンス

メタバース総合展での出展を通じて、メタバース農場にはスポンサー企業を巻き込むチャンスがあると感じました。
例えば、草刈機メーカーとの協業。若年層へのマーケティングを模索する企業にとって、メタバース上でのブランド露出は魅力的です。スポンサー企業にとっては、手頃な価格でメタバースを体験できるトライアルの機会に。社内でのメタバース理解促進にもつながります。
一方、Metagri研究所にとっては、スポンサー出資というマネタイズポイントが生まれます。YouTubeからメタバースへ。広告の形も変わりつつあるのです。

Metagri研究所のメタバース農場が目指すもの

Metagri研究所がメタバース農場を作るのは、若年層にも農業に関わってもらうため。世界的に人気のロブロックスを通じて、新しい形で農業体験や可能性を伝えていきます。オリジナルアイテムの販売など、ユーザー体験を豊かにする工夫も。目先の収益とスポンサー出資の両立で、持続可能なマネタイズを目指します。

未来の農業アイデアソンの開催

現在、未来の農業をテーマにしたアイデアソンを開催中。ドローンなど新しい技術を農家が導入しやすくなるアイデアを募集しています。優秀賞に選ばれたアイデアは、実際にロブロックス上に反映。アイデアを形にする一気通貫の取り組みです。

おわりに

Metagri研究所の挑戦をご紹介しました。メタバースという新しい技術を農業に取り入れ、若い世代との接点を作る。それが私たちの目指す未来です。

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