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出版不況のなか、あえて紙の本を出版する3つの価値

今日、2023年11月18日で『シンNFT戦略 最強のアイディア図鑑』が商業出版されてから1年が経ちました。この1年間の出版経験から得た学びを、3つの観点で分かち合いたいと思います。

出版不況のなか、あえて苦労して商業出版する意義はどこになるのでしょうか?
今回は、3つの観点としては、「資料になる」、「宣伝になる、そして「資産になる」をもとに商業出版に挑戦する意義を紹介していきます。


1.資料になる: セミナーやプレゼンでの活用

最初に、この書籍は資料としての大きな価値を持っています。セミナーやプレゼンテーションでの参考資料として活用することで、信頼度が格段に上がるのです。
例えば、地方創生×web3のセミナーでこの書籍の内容を引用することで、具体的なNFTの活用例や将来性について語ることが可能になります。

書籍には、新潟県の旧山越村での住民票NFT発行の事例や、NFTがインフラ化した社会におけるパスポートや卒業証明書のNFT化など、具体的で興味深い内容が満載です。

2.宣伝になる

次に、この書籍は宣伝ツールとしても非常に効果的です。出版の不況が叫ばれる現代でも、一冊の書籍を出版することは、権威性や信頼性を高める手段となり得ます。この書籍を出版したこと自体が、プロフェッショナルとしての地位を確立する助けとなるのです。

特に、新しい関係を築く際には、この書籍を名刺として使用することで、コミュニケーションのハードルを下げる効果が期待できます。また、本業の販促にも直接的な効果をもたらすことがあり、出版された書籍の内容が、ビジネスの新しい案件やチャンスにつながる可能性があります。

3.資産になる

最後に、この書籍は将来的な資産としての価値を持っています。2010年に1万ビットコインが2枚のピザと交換された事例を振り返ると、当時はほとんど価値が認識されていなかったビットコインが、今では50億円以上の価値を持つに至ったことを考えると、NFTについて記されたこの書籍も将来的には大きな価値を持つ可能性があります。

出版の市場は縮小傾向にあり、NFT市場もまだ市場が無いと言っても過言では無い状況です。
しかし、ブロックチェーン技術とNFTは、インターネットやスマートフォンと同様に、将来的には日常生活に欠かせないツールになる可能性があります。この技術は、私たちの生活に革命をもたらす可能性を秘めており、それが実現した際には、本書『シンNFT戦略』は重要な参考資料として再評価される可能性も秘めています。


この1年を振り返り、書籍がもたらしたこれらの「なる」を考慮に入れ、今後の展開に期待を寄せてみましょう。NFTの世界はまだ発展途上であり、この書籍が今後どのような影響を及ぼすか、見守るのが楽しみです。

NFT市場は、今後の数年間で大きく変化する可能性があります。2010年に1万ビットコインがわずかな価値で取引された話は有名ですが、その後の価値の上昇は目覚ましいものでした。同様に、NFT市場も今はまだ発展途上ですが、将来的には大きな価値を持つ可能性があります。『シンNFT戦略』が将来、NFT市場の初期段階を記録した重要な文献として再評価される日も来るかもしれません。

出版市場との向き合い方

本書が出版された当時2022年はNFT市場はブームの最中でした。2022年春にはSTEPN、夏以降はPFPと呼ばれるプロフィール画像のNFTなどが話題を呼んでいました。しかし、市場は変動し、NFT関連の書籍やメタバース関連の書籍は市場化において厳しい状況にあります。
現在の出版市場は、ChatGPTのようなAI技術が注目されているため、NFT関連の書籍は厳しい状況です。
しかし、これはチャンスでもあります。新しい技術の波に乗り、次のブームを見据えた書籍を出版することで、市場の先駆者となることが可能です。

出版のリベンジ

過去の出版体験から得た教訓を生かし、次回の出版ではより大きな成功を目指します。新たな出版社と協力し、ブロックチェーンやメタバース、web3などの最先端技術を土台とした「リスキリング」や「コミュニティ」に関する出版企画書を準備中です。これらの技術が今後どのように発展していくか、その可能性を探求し、読者に新たな価値を提供したいと考えています。

まとめ:商業出版の実情と将来への展望

商業出版は時間と労力がかかる上に、必ずしも大きな収益をもたらすものではありません。そして、ブロックチェーンを土台としたNFTやFTを含むweb3の世界はまだ発展途上ですが、将来的に重要な役割を果たす可能性を秘めています。次なる出版に向けての準備は着々と進んでおり、新たな技術の波を捉えた内容で、読者に新しい知見を提供することを目指しています。

今後も、この書籍が読者に新たな価値を提供し続けることを願っています。もしまだ読んでいない方がいれば、ぜひ手に取ってみてください。
NFT市場の深い理解への扉が、ここにあります。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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