GPT4に推論は可能なのか<補足>オノマトペについて
前回の続きです。推論についてオノマトペを省略していたのでかいつまんでまとめておきます(これを押さえていないと当たり前ですが理解が進みにくかったので)
言語の本質で一番最初に来ているのが「オノマトペ」になります。
どういう物かをアイコンと定義して進める。
アイコン:表すものとしてあらわされるものが似てる記号・事物を写し取った記号
と定義されます。
アイコンは
日本語話者以外にもわかる( (^^) や :) がいい例 )
視覚的な記号である
オノマトペは
(ママやマンマのような乳児が使う音の共通性や類似性は除くが)他言語話者ではなかなか理解しにくい
聴覚的に写し取るものの、部分的な部分を切り取る
(例:Σ(・□・;) のようなアイコンだと顔や口を切り取れるが
ギクッだと、何かやってて驚いたときの音しか切り取れない。)上記の性質の為残りの部分は連想で補う必要がある(これを換喩<メトミニー>という)
アメリカの言語学者チャールズ・F・ホケットの「言語の大原則」に照らし合わせるとオノマトペも言語といってもおかしくはない
ジェスチャー(アイコン性の高いもの)と言語を繋ぐものである
オノマトペを通じて言語のルールを獲得する
という形で「ガヴァバーイ問題」へとつながるのだ
何言ってるのかわけわからん?
せやろね。気になったら本を読んでくれ
以上補足でした。
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