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書くほどでもないこと 何個か

歯磨き直後にお父さんがケーキを買ってきて、食べたいけど一発目にケーキを食べると歯磨き粉の味と混ざって一口分無駄にするから、口の中の"ならし"として別に食べたくないのに夕飯の残りを少し食べた。

お風呂洗いで洗剤を流すときに勢いよくシャワーで水を当て続けると、洗剤が残っているから泡立つのか、水の勢いによってできた泡なのかわからないから、後半になるにつれて風呂釜の壁に沿わせて勢いを殺し、洗剤が本当に流れたのかを吟味している。

iPhoneの充電器を外すときに、コードの「中」にまだ電気が残っている気がして、コンセントの方を抜いてちょっと上にあげてiPhone側に流している。

パスワードを間違えて打ったのを気づきながらも勢いでエンターを押してしまい、「分かってる分かってる無理なの分かってるから」って思いながら待つロード時間。

後ろの人にかかとを軽く踏まれたが音楽を聴いていたため謝ってこられたかどうかわからないから、後ろを振り返って大丈夫ですと合図しようと思うが謝ってこられてない場合に相手に謝れ感を出してしまうし、一方何もアクションしないのも感じ悪いと思い、首を少しだけ斜め前に出して「その両方の可能性を視野に入れて対応してるよ」というアピール。

残り物を片っ端から食べてやろうと思って、冷蔵庫にあるものを電子レンジで温めたものの、一切触れることなく冷蔵庫に戻されたソーセージ2本。

スーパーでビールだけ買って帰ろうと思うけど、入ってすぐアルコール売り場に行ってビールだけ取ってレジに並ぶのはなんか恥ずかしくて、なんの用もないのにぐるっと店内を周り、周り回ってビールだけだとアピールするための滞在時間の調整。

排水溝掃除しようと方法をググる時、「風呂 排水溝」で絶対事足りるのに、Google側に丁寧な人間だと思われたくて「お風呂 排水溝 掃除」で調べた。

テレビの音量を上げようとして37でちょうどいい音量なのに、数字が気に入らず40にした。

活躍している同世代のインタビューを見て、嫉妬に焦がれ必死に粗探しをしている自分に嫌気がさした。

そういうことはできる限り辞めようと思った。

粗を探し始めたら何か罰を自分に与えようと思った。

まじで思っただけだった。

とりあえず今は...



書くほどでもないこと

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