患者様が自主トレしてくれない人必見!!患者様を自主的に変えてしまうセラピストになる方法!大切なのはリハビリルールの設定?!プラス目標設定対談動画付き(全2時間)
皆さんこんにちは、『脳卒中リハビリ難民ゼロ』をミッションに北は北海道、南は沖縄で脳卒中リハビリのセミナーを開催している脳外臨床研究会 作業療法士の山本です。
さて、今回は必ず達成できる目標設定というテーマで開催しましたセミナー動画となっています。是非参考にしてみてくださいね!
改善するために必要な自立型患者様と受動型患者様
患者様をリハビリしていて行き詰まる時
大半が、リハビリ時間以外の行動が問題になります。
・自主トレして欲しいのに、ベッドで寝たまま
・リハビリ室ではできるけど、実際の生活では行っていない
このような問題に悩まされませんか?
そして、もう少し患者様自体が自主的に考えて
トレーニングやリハビリに参加して欲しいと思ったことはありませんか?
私自身、上記のような内容に悩まされてきました。
逆に、どんどん改善していく患者様は
自発的に考えたり、トレーニングを行なったり
してくださいました。
フルリカバリーを目指し
再び適した状態になって欲しいですが
これは、セラピスト一人では絶対達成出来ません。
例えば、野球で考えてみましょう
どれだけ素晴らしい監督やコーチがいても
当の本人が練習しなければ
甲子園に行くどころか
試合にすら出れませんよね!
リハビリ難民をゼロにするためには
ただ、セラピストのリハビリを受けている受動的な患者様を増やすのではなく
自分の障害を理解し、どうすれば改善するか?そのためにどんな練習をすべきか考えられる患者様を増やしていかなければなりません。
そこで、今回は患者様を自立させるための
セラピストとして何をすべきか?についてお伝えしたいと思います。
どうすれば自立型な患者様になって下さるのか?
受動型の患者様がいらした場合
問題は患者様にありますか?
セラピスト側にありますか?
私は昔、患者様の性格や性質にあると考えていました。
『なんで、あの患者さん言ったことやってくれないの?』
と同僚に愚痴っていたことを思い出します。
責任転嫁というやつですね。
では、実際どうなのか?というと
どうすれば良くなるかを知らない患者様
→原因:どうすれば良くなるか伝えていないから!
なんのためにやっているかわからないリハビリ内容
→原因:一つ一つのリハビリの目的を伝えていないから!
リハビリ前後で何が良くなったかわからない患者様
→原因:治療前後で体感できる評価をしていないから!
セラピストの介入なくしてできない自主トレ指導
→原因:リハビリして全身の調整後に自主トレだけ教えるから病室で再現できない!
一人で考えて、一人で立てた目標設定とアプローチ、自主トレ内容
→原因:全てのことをセラピストが決めているか!
このような状況になっていませんか!
上記のようなリハビリをしている場合
患者様の考える時間を奪い
受動型へと進めてしまいます。
つまり、患者様に原因があるいう考え方を
『自分の対応方法に問題がある』という考え方に
シフトチェンジしなければいけないのです。
患者様を自立型にするためにセラピストがすべきこととは?
それは、守破離の『守』です!
皆さんは守破離をご存知ですか?
このように基礎基本を身に着けることです。
セラピストにおける基礎基本とはなんなのか?
それは、『リハビリのルールを理解する』ということです。
どんなスポーツやゲーム、勉強、仕事をするにも
必ずルールというものがあります。
このルールを守らなければ、勝利したり成果を治めることができません。
では、皆さんの患者様はリハビリのルール
再び適した状態になるためのどうすれば良いのか?
というルールを知っていますか?
答えは、NOの方が多いのではないでしょうか?
そうなんです。患者様はルールを知らずにトレーニングをしているのです。
そのため、何を練習すれば勝てるのか?知らずに部活をしているようなものです。
実は、セラピストの多くもリハビリルールを知りません。
そのため、患者様にどうすれば良くなるのか?
なんのための練習なのか?
どんな自主トレがいいのか?
を説明できないのです。
そこで今回のセミナーでは
この守破離の守についてセラピストが大切なことについて
お話ししていますので是非ご覧ください。
動画は、脳外臨床研究会で開催された、目標設定week、1日目のアーカイブとなっております。オンライサロン脳外臨床大学校では全てのアーカイブが月額(VIP)で視聴可能となっております。是非ご入会ください。
患者様を自立させるセラピストになるために Part1
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