
運動麻痺で筋力低下は起こるのか? 〜筋出力とは何なのか、そして分離との関係性とは〜
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本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
第92日目を担当するのは滋賀県の田舎から大阪の職場へ通っている介護者セラピストのコバです。
介護者の視点から思ったことを臨床で使える形に書いていきたいと思います。
今回は運動麻痺の筋出力についてです!
運動麻痺の患者様を見ているときに、力が弱いけどこれって筋力低下?それとも運動麻痺?と悩むことは無いでしょうか?
それを筋出力という視点から考えていきたいと思います!
前回は分離について書いていますので、まだお読みでは無い方はぜひお読みください!
筋出力とは?
運動麻痺の患者様を見るときに筋出力という言葉を良く使うと思いますが、
筋出力って一体何でしょうか?
僕も学生のころから運動麻痺の患者様を見たときに
力が弱いと『筋出力の低下』という表現してきました。
また、よくある質問で
運動麻痺の患者様で分離は良くなってきたのですが力が弱く、これって筋力低下ですか?麻痺で筋力低下って起こるんですか?
と聞かれることがあります。
運動麻痺は中枢神経の疾患なので、筋力が低下しているわけではない。
基本的にはこう学んできたのではないでしょうか。
もちろんその通りです。
ただ、結論を言うと
運動麻痺では筋出力低下により結果的に筋力が低下している状態である。
ということです。
そして、分離と別物かと言われると
分離の障害と筋出力の障害は並列して別の問題であるわけではなく、分離の障害が改善されるにつれて筋出力の障害を治療していかなければいけない。
ということです。
筋力?筋出力?
筋力とか、筋出力とか色々言われてもややこしいと思うので整理していきます!
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脳外ブログ 臨床BATON
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