被殻出血や視床の損傷で失語症はなぜ起こる? 言語野と言語神経ネットワーク
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被殻出血や視床の損傷で失語症はなぜ起こる? 言語野と言語神経ネットワーク

脳外ブログ 臨床BATON

皆さんこんにちは!
臨床BATON 56日目担当の急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
STの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です!!

脳外臨床研究会の活動の一つ、yuccoがおくる脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画(20分)とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️

また、臨床BATONでのyuccoの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATONスーパーST

《はじめに》

皆さんは被殻出血や視床の損傷で失語症になるって聴いたことはありますか??
今回の内容は7分の動画でもお伝えしています。是非文章と合わせてご覧ください♫

言語中枢といえば、ブローカ野・ウェルニッケ野などの皮質の問題が一般的ですが、皮質下の障害である被殻出血や視床の損傷で失語症状が出る患者さんがいます。

なぜブローカ野やウェルニッケ野などの皮質が傷ついてないのに、失語症状が出るのでしょうか。

被殻や視床のどの機能が問題で失語症状が出ているのでしょうか?
そこがわからないと何にアプローチしたら良くなるのかわかりません。

私の中での答えは、被殻出血の場合は同側の大脳半球の異なる言語領域を繋ぐ連合線維にまで出血が伸展していることにより失語症状が起こると考えています。

そして、視床病変は視覚性注意に関係する核(LG,PUL,R)、言語性記憶に関係する核(A)、ブローカ野を含む運動前野とループがある核(VA,VL)の損傷により失語症状が起こると考えています。特に視覚性注意が大きく関わると考えています。なぜなのか、この謎を今回は紐解いていきたいと思います!!

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このマガジンでは今まで投稿してきた全ブログ168本が入った詰め合わせパックとなっています。 このblogは、臨床BATONと言って脳外臨床研究会メンバーが日頃から思っている臨床の悩みや発見を読者の皆様と共有し、さらに全国のセラピスト達とバトンを繋いで、一緒に学ぶ成長していくことを目指したblogです。そんな想いをもったメンバーが集まってblogを書いています。

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