どんな生活をしているとフレイルになりやすいのか?
本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
438日目を担当します、ミッキーです。
僕のブログでは日々リハビリを行っている中で、感じたことを共有していく、疑問に思ったことを調べて共有していくといったものになっています。
▢はじめに
僕は生活期のクリニックで働いています。
そのなかで、骨折や頚髄症などの整形疾患を患った70代の患者様で驚くほど、ADL・IADL能力が低下している方のリハビリを担当したことがあります。
そうした患者様に接する中で、病前の生活を聞くと「普段、外出する機会が少なかった」「定年後(退職後)・仕事を辞めてからは人と接する機会が少なかった」という患者様が非常に多い印象があります。
そのためどんな日常生活を送っているとフレイルになりやすいのかな、という疑問を持ったので共有していきたいと思います。
ちなみに以前、フレイルの特徴と予防についてブログを書いているので併せて読んでいただけると嬉しいです。
要介護・廃用症候群を考える⑤ フレイルの特徴と予防について考える|脳外ブログ 臨床BATON (note.com)
▢フレイルとは
上記のブログでも書いていますがフレイルについて簡単に記載しておきます。
フレイルの定義は以下のようなものです。
ここからフレイルとは健康と要介護の間の状態であり、要介護の手前であることがわかります。
また、フレイルは3つの面があると考えられています。
3つの面とは身体的フレイル、心理・精神的フレイル、社会的フレイルの概念です。
この点からフレイルは身体的、心理・精神的、社会的な視点を持ったより広い考えであることがわかります。
ここから先は
1,787字
/
4画像
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?