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無料コラム:~臨床において考えていること~

本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
499日目を担当します、ミッキーです。

今回は無料で読めるコラムとして「臨床において考えていること」というテーマで書いていきます。

◇理想としては…

こうできたらいいなという理想としては
患者様が起こす現象から原因をその場で考えて治療をすることです。

こうできたら本当にいいなと思いますが、僕はそれほどできるわけではないのでここまではできていません。

そのため以下のことを考えるようにしています。

◇患者様の体を触診して感じること

まずは、体を触診してみて感じることを大切にしています。

例えば
・筋が硬いのか柔らかいのか:筋の弾力性
・筋緊張がどの程度なのか、どの筋で起こっているのか
・筋が短縮しているのか
・疼痛があるのか、あればどこなのか(患者様に聞くことが多いですが)
・浮腫があるのか否か
・促通訓練(神経筋再教育)においては代償動作が出ていないかどうか

などを感じるようにしています。

そうして患者様の体から感じるようにしています。

感じることでどこをどれだけ動かすか、伸ばすか、マッサージするのか、などを考えています。

その感じたことをカルテやメモにに残しておくなどして後からその原因を考えて次回に活かせるようにしていきたいと考えています。

◇心がけていること

僕は気づいたときには周りのセラピストがリハビリでどんなことをやっているかも見るようにしています

というのも先輩から「自分がリハビリしている患者様のことばかりを見るのもいいけどリラクゼーション中などは周りのセラピストのリハビリも見るようにするといいよ」と言われたからです。

僕は視野が狭いのでその言葉を言われるまではずっと目の前の患者さんのことばかりみて周りは見られていませんでした。
周りのセラピストのリハビリをチラッとでも見ることで「こんなことやってるんだ」などと感じて学びになることもあるのでいいと思います。

ただし、歩行中などリスクのある場面や促通訓練のときなどは患者様をみている必要があるため、ずっと周りを見ていいわけではないので注意してくださいね!

以上で今回のコラムを終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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