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筋力増強訓練について~筋肥大は必要?~

脳外ブログ 臨床BATON

本日も臨床BATONへお越しいただき、ありがとうございます。
最近患者さんが囲碁が大好きな方がおられて対戦相手を探しているので、その相手になる為日々囲碁の勉強に励んでいる296日目担当のPTジュニアこと吉岡勇貴です(^-^)囲碁もなかなか奥深く苦戦しています!(笑)


★はじめに


普段の臨床の中でほとんどの方が治療プログラムの1つとして実施しているのではないでしょうか?

僕自身も筋力増強訓練をずっとやってきました。しかし、それが何の動作にいつ繋がっていくのかなどが明確にありませんでした。

例えば患者さんに『筋力ってどれくらいしたら強くなるの?』というような内容を聞かれることが多くあります。

その度に『○○さんの足は左右で比べるとこれだけ筋肉が痩せているので、筋力を強くしようと思うと時間がかかります』と説明していた時期がありました。その時は何の違和感もなく説明していましたが、よくよく考えてみると『筋肉が痩せている』『時間がかかります』という文言から筋肥大させることで筋力は強くなるという認識で話を進めていたように思います。
筋肥大=筋力が強くなるという考え方は良いとしても、実際にそれに伴うような筋力増強訓練という治療プログラムを立案していたか?となると疑問が湧いてきます。
なぜなら、筋肥大を起こす程の回数や負荷量を設定していないからです。

また、病院での入院期間中での活動量とはどれくらいでしょうか?独歩で動かれている方でも3000歩も歩けているかというとほとんどの方でそれ程歩けている方はおられないと感じています。健常者の方で1日約7000歩程度が必要だとあります。
健常者で7000歩必要であれば患者さんとなればそれに値するか、それ以上が必要ではないかと考えられます。

そう考えると病院内であればその量を歩く事は難しく、患者さんの元々の生活での活動量と比べても明らかに少ないものとなってしまいます。それに伴って廃用症候群から筋萎縮が起こっていきます。

そうなるとある程度筋力が強くなったことでADLが拡大していき自宅退院となるが元々の運動量まで筋力が戻っていない事でなかなか元の状態に戻れない事が考えられます。
ということは自宅退院となっても運動量が減ると何が起こるかという廃用症候群による筋萎縮です。

このような悪循環を予防する為に筋力増強訓練が1つの方法ではないかと考えています。
なぜなら、①歩くだけの運動量では補えない②筋力増強だと色んなパターンで運動量を確保出来る③ターゲットになる筋肉を選択できる④短時間で行えるといったメリットがあるからです。
だからこそどのように取り組んでいけば少しでもこの悪循環を防ぐことが出来るかがkeyになると僕自身は感じています。


★筋力増強訓練とは

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