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切迫早産入院記録【32日目】36w4d

今日はただの胃痛録。

深夜2時に目が覚めた。
みぞおちが痛い。

しばらくしたら治るかと思ったが30分後、激痛。
トイレに行きたいのに右側を下にした姿勢から一歩も動けない。仕方なくナースコール。

入院中何度か胃痛に見舞われているので、先生に相談してさくっとブスコパン点滴を持ってきてくれた。30分で入れるので、だんだん効いてきますからねーと励まされる。

そして30分後。さらなる激痛。

ブスコパンの副作用で強烈な眠気と動悸はするけれども、眠気に勝る胃痛。終わりが見えず、間欠のない痛みなので個人的には陣痛よりつらい。

意識朦朧としながら痛みに耐えていたらすっかり朝になってしまった。お茶を一口、飲み下す前から吐き気がする。おかしいな、前回の胃痛は点滴が効いたし吐き気もしなかったのに。

さすがに尿意が我慢できず、トイレにいくか、と覚悟を決めて起き上がる。みぞおちが痛くて息が止まりそう。トイレに座りながら、もしかして便秘か?と考える。お通じはちゃんとあるけれど、鉄剤始めたし実はすっきり出ていないのかも?と勝手に鉄剤を疑う。

朝ごはんは食べられず、体拭きもさぼり、モニターも右を下にしたままつけてもらった。かれこれ8時間同じ姿勢で腰も痛いけれど、寝返りなんてうてたもんではない。ちょっと動いては悶絶。

主治医ではない先生が回診でやってきた。いつもは「胃痛はないね?もう聞かなくていいんじゃないの?」なんて言うけど、今日はわたしの様子があまりにひどかったので、何か変なもの食べた?と聞かれた。病院にいて食べられる変なものには限りがあるよ先生…!

変わったことといえば鉄剤を始めたくらいですかね、という話をしたら、鉄剤即中止となった。消化器官に影響が出る人は少なくないらしい。「注射じゃなくて内服にするくらいだから、大した貧血ではないんでしょう!」という潔いご判断。ちなみに先生もわたしも貧血の程度は知らないし、わたしは胃が治ればなんでもいい。早速、2週間分処方された鉄剤はすべて没収となった。

昼ごはんの時間には痛いけど起き上がれるくらいまで回復。食べたらまた激痛の可能性があると思うとほんの少ししか食べられず。それでも、夕方夫が面会に来てくれた頃には普通に座って喋れるようになっていた。

朝昼の食事をほぼ抜いたので、夜は4割くらいは食べてみた。食後すでに微痛。だいたい食後にちゃんとマーズレンとファモチジン飲んでるのに胃痛なんじゃん、とちょっと憤る素人。胃薬の違いなんてよくわからない。痛くなけりゃおっけー。

今こうしてただの胃痛記録を書きながら、今日は朝までおなかいたくなりませんようにと心底祈っている。

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