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忍ぶ女

わたしの前世はたぶん忍者。
小さい頃は忍者に憧れて一人で折り紙の手裏剣をずっと投げていた。
あと気配が薄い。
存在感がない、というのとは少し違う。
なんか無意識に気配を消そうとしてしまうくせがあるのだ。
ちなみに松尾芭蕉(=服部半蔵説あり)の旅した道を辿ったこともある父親を持っている。(関係ないか。。)

そして確信に変わったのが、ある時、妹の派手な服を借りて歩いていたときに、
「あっもう隠れなくていいんだ。」と本能的に感じたのだ。
これまで地味な服が好きで、タンスの中が全部グレーだったりしたこともあった。(母にネズミ男じゃんって言われた)
もう今世では忍ぶ必要はないから明るい色の服を着よう、と思ったのだ。
今は思う存分色んな服を着ている。

しかし忍ぶくせは治らないようで、わたしが一人でいる部屋に入ってきた人から、「わっいたの!?」と言われたり、普通に人に近づいていくと「びっくりした〜気配消してた?」と言われることもしょっちゅうだ。そんな時は、少し悲しいけどでもちょっとおかしい。


あと自動ドアが開かないことが結構ある。
確かに小柄なので体重がギリギリなのかもしれないけど、もしかして存在が感知されてないのかな?と思ったりする

じたんだを踏んでみたりする。
開いたりする


なんかこの特技?が役に立つ時ないかなぁ〜
スパイかコソ泥になるしかないのか・・


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