DaiGoみたいな思想の持ち主が大勢いると、ベーシックインカム制度は決して実現しない。

ここ最近、マスメディアをマイナス面で賑わせているメンタリストDaiGo。

何が問題かといえば、

「自分にとって必要がない命はボクにとっては軽いんで」
「ホームレスの命はどうでもいい」
「どちらかと言うといないほうがよくない?邪魔だしさ、プラスにならないしさ、臭いしさ、治安悪くなるしさ」
「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら、猫を救ってほしいと僕は思うんで」

といった発言だ。


こういう思想を、 #優生思想 #選民思想 #ナチス思想 。などと言ったりする。


歴史から紐解けば、こういう思想がのさばっている社会は決して発展しない。
社会福祉システムも発展しない。

人が人を罵倒し、バカにし、救おうという努力すらしない国家のできあがりだ。未来永劫それが続く。

それをこの世の地獄ともいうが、
今も、DaiGoみたいなこういう思想の持ち主がいる国は沢山ある。
中東のイスラム圏国家や、人権がないと言われる中国、北朝鮮といった国がそれにあたるだろう。
それらは発展途上国と言われ、技術面でも文化面でも経済面でも劣っている。
いわゆる独裁国家とも土人国家とも言われる国の思想であったりする。


DaiGoのこれら発言に対して、同意の反応を示している意見がある。

「みんなの思いを代弁しているだけ。これを叩いているのはきれいごと言ってる人たちと考えてます」
「俺からしたら正論にしか聞こえない」
「だいごに賛成」
「本音とたてまえ 皆んな思ってるけど言わないだけ」
「完全同意なんだけど、言っちゃダメ!」
「みんな思っているけどダメ!」


といったものだ。

https://www.jprime.jp/articles/-/21667


これらの同意の意見が多くなればなるほど、日本政府の官僚たちはこう思う。

『あれ、これに同意する国民が多いんだったら、別にベーシックインカム制度とか考える必要なくね?』
と。


実際、霞ヶ関でベーシックインカム理論を組み立てる仕事もしている官僚やってる知り合いがいるのだが、今回のDaiGoの発言による世論の動きを相当興味を持って注視しているとのこと。

もしDaiGoの今回の発言を日本国民が暗に思っていることなら、
いくらベーシックインカム制度の理論を考案し、構築したとしても、まったくの無駄だからだ。


生活保護やホームレスの延長線上の先に、ベーシックインカム制度理論はある


生活保護やホームレスをバカにするのはいいが、
それらの福祉をバカにするのであれば、その延長線上にあるベーシックインカム制度は決して実現しない。決してだ。

国民がそう思っているのであれば、考えるのもバカバカしい。
ベーシックインカム制度なんかやるだけ無駄である。

そういう風になるのも当然のことだろう。

政権を持っている与党も考えているが、実際にはそんなに行動してはいないし、政府の官僚たちは、正直に言うとベーシックインカム制度とか考えたくないのである。
それらを導入しようとすれば、また忙しくなるし、新たに法整備もしなくてはいけないし、省庁の整備もしないとだし、場合によってはシステム開発もしなくてはいけない。


官僚にとっては、そんな忙しくなるのであれば、何も変えずに、のんべんだらりんと既存の仕事だけをこなして、
高給をとって過ごしていたほうがいいのである。

そこで、降って湧いたかのような、今回のDaiGoの発言。
「おおっ、お?」
っと思って、注視するのは当然だろう。


もし、このDaiGoの発言が受け入れられていて、
DaiGoのyoutubeチャンネルの登録者数がまったく減らなかったり、逆に増えて、再生回数が伸びていたとすれば、それは、国民がDaiGoの意見を暗に受け入れている証明であり、

「ああ、これは、もうベーシックインカム制度なんかやらなくていいな!」

という結論になる。
この先30年はベーシックインカムは導入されることはないだろう。


マスコミやマスメディアが必死になってDaiGo叩きをしているが、それはあまり関係はない。
結果は、国民がどう思っているか。
DaiGoに同意する人が多いのかどうか。
その数字だけ。

その数字は、彼のチャンネル登録者数が全然減らないこと。
twitterなどのSNSでの国民の反応。
などから簡単に叩き出せる。

チャンネル登録者数が245万人といて、発言後にもほぼ減らないので、
それが国民の総意なのかもしれない。と考えるのは当然のことだろう。
なにせ公務員は仕事したくないのだから。


ベーシックインカムを実現したければ、彼のチャンネル登録を解除したほうが無難だ。


まだまだ日本では、ベーシックインカム制度の理論は凍結すべきなのか?


私自身も、知り合いの官僚や大学教授と遊び半分で、ベーシックインカム制度の理論構築を手伝ったりもしていたが、
今回のDaiGoの発言に同意する国民が多いのであれば、
ベーシックインカム制度は、まだまだ、日本国に導入するのは早いのかなぁ。
と思ったりもしている。


2021年秋に衆議院解散し、新内閣が発足してから提出しようとしていた、
「ベーシックインカム制度とそのシステム構築の開発」
のレポートを提出するのをやめるかどうしようか。

と、いま現時点では考えている。
というぐらいに、今回のDaiGoの発言とその影響力というのは凄まじいものだったりする。


多くの人は知らないから気づいていないが、
たった一人のそれなりに影響力がある人がした発言や思想というのは、
水面下では政府官僚や大学教授なども動かし、国民の反応を見て、凍結するのか、始動するのかが決定される。


そういう波及力も考えて、DaiGoを支持するのか、叩き潰さなければいけないのか。
を、本気で真面目に真剣に考えたほうがいい。


これからの私達日本国民の生活がDaiGoひとりのせいですべて変わってしまう。とも言える。
水面下では、2021年現在でのベーシックインカム制度を導入するかどうかの瀬戸際の事件だったりする。

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