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フィリピンに来て1年半が経過

こんにちは。僕は新卒二年目、フィリピンで日本語教師として働くKenjiです。最後にノートを更新してから1年半以上が経ちました。いろんなことがありました。今回は1年半をざっくりと振り返ると同時に、契約期間の残り半年をどうしていくかの目標を設定したいと思います。

バレーボールを始める(6月中旬)

バレーボールを始めて1ヶ月経ち、小さい大会に出て優勝した時の写真

フィリピンに来て、まさかのバレーボールをすることになりました。フィリピンに来た当初、最初に考えたことは「友だちを作る」ことでした。なぜなら、現地の情報が全くないから。そこで、出会い系アプリをインストールしました(意外とオススメ)、一人の女性と出会います(その人がトランスジェンダーだったと出会った日初めて気づきます笑)。
最初の出会いはバレーボールコートでした。バレーボールに誘われたのです。運動神経がいい僕は3週間ほどでメキメキと上達し、バレーボールのコミュニティの中で人気者になります。友だちも増えました。

クラブにハマる(8月上旬)


バレーボールの友達に誘われ、La Unionというサーフィンで有名な観光地へ行くことになりました。そこでクラブというものに出会います。外が暗くなり始めたころ音楽と光に人が集まり始まります。お酒を片手に音楽に合わせてダンスしたり、かわいいお姉ちゃんたちをナンパしたりします。僕はクラブやナンパとは無縁の人間だったのですが、酒の力と音楽のノリで女の子とキスをします(あとでトランスジェンダーだったということを友だちからきかされるのですが、、、)。

La unionのクラブ(Flotsam)


何がともあれ、人々が酔いながら音楽に揺られ、新しい出会いが生まれる、そのクラブというものが好きになったのです。
日本のクラブというと、イケイケの男女がナンパ目的で行くようなイメージがありますが、フィリピンのクラブではもっとカジュアルでオープンな雰囲気です。現在も、友だちに誘われれば週末に朝まで酒を飲みながら踊り狂っています。ダンスとクラブでの社交性を身に着けました。

セブのクラブ(ICON)

今の親友と出会う(8月中旬)

フィリピンに来て3か月がたった頃、アパートの近くに期間限定のバーができます。確か2週間だったか短い期間でしたが、4日ぐらい顔を出していました。そこで出会ったのが現在の親友です。たまたま、家の近くでやってるコワーキングスペースのオーナーとそのマネージャーと仲良くなりました。
今では、毎日仕事終わりに寄っては親友と雑談したり、飯を食べたり、イベントがある日には手伝いをしたりしています。残り半年でバイバイすることを考えると少し寂しくなります、、、

親友の家に招待され友達と遊びに行った時の写真

日本へ一時帰国(年末と4月)

一時帰国(年末)で訪れた大阪城

こっちへ来て半年がたった頃、会社が日本への一時帰国のチケットを無料で用意してくれるので、それを利用して一時帰国しました。
寒い。フィリピンは雨季はあれど、常夏なので寒いという感覚がありません(室内はエアコンガンガンで寒いですが、、、)。日本で体調を崩し、日本の冬には帰国しないことを誓いました。
家族は相変わらず元気で、帰国中は友だちとも半年ぶりに会い、近況報告をしながら飯を食うみたいなことを毎日してました。お土産をたくさん買ったこともあり、金欠になりました。

一時帰国(4月)で訪れた京都の中書島


4月にも一時帰国しましたが、まさかの花粉アレルギーであることが発覚。春も帰国しないことを誓います。

フィリピン彼女できて1か月で別れる(12月~1月)

クリスマスが近づいてくるころ(ちなみに、フィリピンのクリスマスシーズンは9月から始まる。早すぎる)、彼女ができました。出会い系のアプリ「Bumble」で出会い、数回遊んでから、彼女になりました。
日本では三回目のデートで付き合うかどうか決めるみたいなところがありますが、フィリピンでは少なくとも1か月、平均で3か月、長くて1年ほどお互いのことを知ってカップルになるかどうかを見極める期間がありますが。僕はそんなこと知る由もなく、日本式で、、、

フィリピンのクリスマスは日本のようにカップルと過ごすことは少なく、家族と過ごすのが一般的です。そのためクリスマスは彼女の家にお呼ばれして、一緒に過ごしました。
一般的に、フィリピンの女の人は束縛傾向にあるらしく、僕の元カノも常にメッセージを送って来ては「今日はどうだった?」「今どこにいて、なにしてるの?」と聞いてきます。愛情を感じるときもあれば、信用されていないのか?と感じるときもありました。
別れは唐突で、僕が仲良くしていた女友達に嫉妬されて僕は友達を選ぶことに、、、現在は独身を謳歌しています。

Kenjiフィリピンでテレビに出る(1月)

Tik to Clockというテレビに出演したときのもの

事の始まりは僕が朝外でランニングをしている時でした。何やら外で映画の撮影をしていて、気になって見に行くことにしました。すると近くにいたフィリピン人のエージェントの人に声をかけられ「かっこいいね。よかったらテレビのオーディエンスとして撮影に来てみたら?もしかしたら、オーディエンスが参加できるゲームに参加できるかもよ」と言われ、即、連絡先を交換しました。めっちゃ面白そうじゃね?と。

当日、本当にゲームに参加することになって、ステージの上でゲームをしました。ゲームの内容は、目が回った状態でしばらく歩き、ボタンを早押しすると解答できるクイズでした。ただし、問題文がタガログ語(笑)司会者の方が英語で翻訳して読み上げてくれたのですが、まったくわからず、4択問題だったので適当に答えて、不正解でした(笑)
そのあとは、タレントの方と写真を撮って帰りました。日本でも見たことがないスタジオの裏側をフィリピンで初めて見て「こんなもんなのか」と思いました。
その後、また撮影現場を見つけて近くにいると声をかけられて別のエージェントの方にCMの話をいただきました。え、俺フィリピンで有名人になれるんじゃね?しかし、オーディションで選ばれず、補欠としてスタンバイすることになりました。結局CMに起用されることはなかったのですが、スタンバイ料として1万円ほどいただきました。おいしい。

TikTokでバズる(6月)


3週間で5000人のフォロワー突破!

時は少し流れ、TikTokで少し人気者になりました。Youtubeを三年前からやっているのですが、あまり更新できておらず、久しぶりに始めてみるかと思ったのがきっかけでした。せっかくなら、TikTokにも動画をあげてみようと思い、フィリピンの日常生活の様子をUPしたところ、「この日本人おもしろいぞ」とフィリピン人から大量のコメントが(笑)フォロワーも瞬く間に増え、3週間で5000人に!現在は少し落ち着き8000程度のフォロワーがいます。興味があれば見てみてください。
バズってからというもののコメントで「外で見かけたよ」とか「ここにいたよね?」って言われるようにもなり、有名人になったような少しの優越感とずっと誰かに見られているという変な感じがします。有名人って大変なんだろうなと想像の解像度が少しアップしました。
イベントであった人からフォローしてるよとか言われたこともありました。ありがてえ。

日本語のオンライン授業を始める(8月中旬)

TikTokで人気が出てからというものの特にすることもなくライブ配信を毎日していました。すると視聴者からのコメントで「日本語を勉強したい!」「日本語教えてほしい」といったコメントがよく来ていました。
これはビジネスの匂いがする!そう思った僕は日本語の授業をオンラインで開催することになります。今まで4回行ったのですが、これがなかなか難しい。ただ教えるだけならまだしも、集客、管理、授業準備などが面倒で今はストップしています、、、しかし、まだあきらめたわけでもなく、ここを去るまでにもう一度挑戦したいと思います!


初めて他の島(セブ島とボホール島)へ旅行する(9月中旬)


少し貯金ができたので、日本人がよく行くセブ島へ!セブ島の隣にあるボホール島にも行って来ました。メインの目的はジンベイザメと泳ぐことだったのですが、天候と波の関係でジンベイザメを見ることができませんでした、、、しかし、セブ島のサンペドロ要塞、セントニーニョ教会、僕の大好きクラブ、ボホール島での船上レストラン、ビーチ、スキューバダイビング、ヒナグダナン鍾乳洞、チョコレートヒルズ、世界一小さいメガネザル「ターシャ」など一生残る思い出ができました。

現地で出会った旅行者と友達になり、セブ島のサンペドロ要塞を訪れた時のこと
世界一小さいメガネザル ターシャ(ボホール島)

一人旅のいいところは予定をあまり立てず、新しく出会った人たちと一緒に旅行したり、何も考えずのんびりしたりと流れに身をまかせて柔軟に行動できることですね~。ん~また行きたい!!!

ボホール島で人生初めてのスキューバダイビング

日本の一時帰国(11月)

3度目の帰国。これが最後の一時帰国。次の帰国は仕事の契約が終わったときです。いとこが結婚するということで、半強制帰国(親戚としていとこの結婚式に出ないわけにはいかない、、)。
また寒い。もともと寒いのが嫌いでフィリピンを選んだのに冬前に帰ってくるなんて、、、結局風邪をひきました。いとこの結婚式はとても感動しました。あんな結婚式見たら結婚したくなる!こうやってみんなに結婚を夢見させて成り立っているのがブライド業界なんだなとビジネス目線で考えてしまって、俺ひねくれてるなと思いました。


いとこの結婚式

他にも今までバイトにお世話になったパートさん、仲のいい友達、新しい人たちと出会い、たった二週間で30人以上と会いました。かなりのハードスケジュールで、久しぶりに家に帰ってきたのに家にまったくいないという、、、そんな一時帰国でした。

半年後の目標

さて、やや長い振り返りが終わりましたが、こんなのは多分30%ぐらいで、もっといろんなことを経験しました。残りの契約期間が半年を切ったのでこれからは少し先の未来について考えたいと思います。

実は半年後にオーストラリアでワーキングホリデーに行く!理由は稼ぎがいい、英語の勉強ができる、新しい出会いと旅ができるからです。本当は日本語教師として働きたかったんですが、何やら条件がいくつか足りないみたいで、ワーホリにしました。
次のワーホリのために、英語の勉強と準備をそろそろしたいと思います。
それに加え、フィリピンでやり残したこと、趣味として始めた韓国語の勉強に力を入れたいと思います!

たまに「将来なにしたいの?」などと聞かれますが、何も分かりません!もしかしたら、DJになるかもしれないですし、日本語教師を続けるかもしれないし、あるいはどこか辺境の地で野垂れ死にしてるかもしれません。政治家になってたりして。
大学を出てフィリピンに来てから「自分」がかなり変わったと感じることがあります。もちろん日焼けで肌の色が変わったとかもありますが(笑)いろいろなものを見て、聞いて、感じて、いろいろなことを学びました。何かを知ったり、学ぶたびにやりたいことなりたいものが変わっていきました。挑戦して、失敗して、考えて、また挑戦して、成功してはまたやりたいことができて。それを繰り返すうちに無意識の中にある理想に近づいている気がします。
とにかく止まらないこと。止まらない限り、何か起こる(いいこともわるいことも)何も起きない人生なんて死んでいるのと同じだと思います。少なくとも体が動く限りは動き回りたいと思います!

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。文字に起こしているうちにいろいろな思い出がよみがえってきて時を旅したような感覚で楽しかったです。拙い文章でしたが、この記事を気に入ってくれたのならスキしてくれるとありがたいです。これからも精いっぱい頑張りたいと思います!それではまた!

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