現場論(遠藤功):極私的読後感(36)
経営学、というか現場云々の本は、実は書店の棚に溢れている。まぁ、理論やノウハウはたくさんあれど、最も肝心な「実行」が誰も伴わないから、「この理論はもっともらしい」だの「このノウハウは使えそう」だの、やりもしない事ををグダグダ議論して「実行の手前」で終わってしまうので、「最新の理論」だの何だのが本になって、このように書店の「飯の種」になっているのである。
かくいう私も、そういう「飯の種」を際限なく「味わった」クチであるが、最近はあまり(というかほぼ全く)そういう本に手が出ない