2023.10.20 日記再開

母のことで苛立ちが募り、くたびれて日記を中断していたが、気を取り直して再開。

10.7
小さな劇場で観劇。大きな歴史と個人の生活や人々の歴史が交差するときの矛盾を描こうとする脚本家の変わらない姿勢を感じる。
終演後、取材を求められたがことばが見つからず、申し訳ないけれど、と断った。

10.8
兄の新居に母、夫と訪問。ゆっくりしか歩けず途中から私につかまって歩く母と、先を歩く兄と夫との距離が広がることに疑問を抱きながらも、口に出せない。

10.9
知り合いの編集者にカメラの相談。自分がカメラのことを何も知らないということがよくわかった。
おすすめ機種を聞き、それを軸に探すことに。

10.10
初めて講習会で振袖を習う。母からは基礎的な部分を教わり、帯結びは自習を続けてきたが、お金を払って他人から習うと緊張感が違う。とても勉強になった。

10.12
母が「食べてきなさい」と言ったものが冷蔵庫に入っていない。調理していないのに、母の中では調理したことになっていた。初めてのことでぎょっとする。
カメラを見に家電量販店へ。知人が薦めてくれた機種はもう店頭にないとのことで、似たレベルの機種を聞く。対象機種を3機に絞る。

10.13
母の病院3軒。眼科（家族受診で薬のみ処方）、内科（2人でインフルエンザワクチン接種）、脳神経内科（定期受診）。
内科に向かう途中、車中から様子が気になる高齢の女性が見える。車を停めてを声を掛けに行くと、やはり警察に保護を依頼した方がよさそう。病院の予約時間が迫っていたので、様子と詳しい場所を警察に伝え、本人にはその場に留まるように伝えて離れた。
病院の帰りに通ったら無事に警察官2人が保護していた。過去に何度も同じ状況になっていて、このまま家まで送り届けるという。

10.14
初めて行く近所の洋食屋で夕食。このあたりの店の客層と違っていて、店内だけみると他の街の店みたい。目に美しく、おいしい料理ばかり。
カメラを決めに再び家電量販店へ。先日の店員がいたのでまた話を聞くが、決めきれず。閉店の時間になってしまい、明日また来ると伝える。
久しぶりに体重を測ったら、近年稀にみる値。やさぐれた気分に任せて、好きなだけ食べてきたのが結果として現れた。他者のことで苛立って太るなんてばかばかしい。生活態度を改めることにする。

10.15
兄がカットに来た。
カメラを買いに家電量販店へ。手になじみがよく、小型な機種に決める。これまで話していた店員は不在で、引き継がれていた店員に少し話を聞き、ほぼ決めていた機種を購入。

10.16
ジム。減量していた責任者が、5日ぶりに会ったせいかかなりしぼっていて驚く。

10.17
漢方薬を処方されている内科を受診。
先月の過去一ひどかった片頭痛、最近のいらいら感を伝える。片頭痛については続くようなら、脳について診察を受けることを勧められる。最近のいらいら感に先立って、以前から体調の変化は出てきていたので、ホルモン量を調べる採血をすることに。歯科医に言われていた腫瘍マーカーも項目に追加してもらう。
知人から栗をもらって帰る。調理は明日。水につけて冷蔵庫へ。

10.18
栗を2回にわけて調理。半分は圧力鍋で蒸し、残りはポタージュの素に。ポタージュは半分冷凍、残りは明日の朝食。

10.19
栗のポタージュのためにいつもよりはやく起床。好きなものがあると思うとはやく起きられる。
夜は着付の講習会。濃密で学びが多い。

10.20
母と1ヶ月半ぶりのプール。800m泳ぐ。
スーパーで買い物をして戻る。
母が、入浴中の急病や事故が怖くて最近は浴槽に浸かっていないと話していたので、私が夕食を作る間に入浴を済ませてもらう。
夕食は、鯵塩焼き、がんもどきと焼きねぎの煮付け、茹でほうれん草、雑穀米、たくあん、かじきの照り焼き（母作）。
帰宅して入浴。寝る前に『フィフティー・ピープル』を久しぶりに進めた。