どうしてこんなに怖いのか

5時台に目がさめる。まだ眠いのに、しばらく寝つけず。やっと眠れたと思ったらめざましがなる。
夫に朝食を出し、弁当を詰める。

洗濯物を外に干す。ずいぶん冷えこんでいる。一月並みの寒さらしい。今日は休みで特に予定がないので、換気扇を外してお湯につけ置きしながら、編みかけのレッグウォーマーの仕上げにかかる。
昼頃、つけ置きした換気扇の掃除をする。夏頃に掃除をしたので、さほど難儀せずにすんだ。
今年初めて挑戦したアラン編み、最初は手つきがおぼつかなかったけど、慣れてきて、間違いに気づいたときに直すことができるくらいになってきた。

編み物をしながら、HDにためていた番組を見る。がんを患う作家の治療のドキュメンタリーを見ていると、どうしても自分のことと比べて見てしまう。私はこの人ほどしぶとく医師に対して食い下がれるか。医師ときちんと関係を築けるか。もし病期がもっと進んでいたらどうだっただろう。もしも再発したら自分はどうなるのだろう。どうしてがんてこんなに怖いのだろう。そもそもほんとに「がんだから」怖いのかな。
最近、自分の不安な気持ちの強さがどうかしているなと感じることがあり、やっぱり病気を経験してから(つまり「死」を具体的にイメージする経験をしてから)、その傾向が強まった気がして、困ったなと思っている。

野菜のポタージュの素を作り、夕食。夕食後、編み物再開。

ほとり日記(hotoridiary.hatenablog.com)より転載

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?