つばめがいなくなっていた

昨夜は早く横になり、神田松之丞の講談を聞いているうちに眠っていた。生活リズムを立て直そうと思ってかけた目覚ましで起きるもののなかなか布団から出られず、結局いつもの時間になってしまった。

夫の朝食にヨーグルトを出し、弁当を詰めて送り出す。白湯とヨーグルトをお腹にいれて朝刊を読む。朝に朝刊を読むなんていつぶりだろうか。

今日は病院のあとの出社なので昼に家を出ればいいと思うと眠くなってしまい、二度寝。

ベランダのミニトマトとしそを収穫。牛乳とパンで昼食とし、出発。駅までの道のつばめの巣が空になっていた。夫によると昨日カラスが巣を襲撃していたらしいからついに巣立ったのだろうか。

日差しが強く、駅から病院までの1kmの道のりが長く感じる。

病院の待ち時間、近くに座る中年の女性と高齢の女性(母子だろうか)の会話が聞こえてくる。幼い子を連れた若い女性が通ると「あんな若いのにどこが悪いのかしら。あんな小さい子預けてくればいいのに」と中年の方が悪しざまに言う。余計なお世話だ。他にも全方位にむけていろいろ無責任なことを言っていて、「世間」てこんな感じだよなあと思う。

視診、触診は問題なし。エコー検査を受けることになる。半年前に受けた造影CTの検査はどれくらいのスパンで受けるのか気になっていたので聞いてみると、「やばそうな人は3ヶ月、6ヶ月、1年で受けてもらってるんだけどね。受けたい?…まあ、(腫瘍の場所が)浅いからな」とのこと。

エコー検査の前に次回予約。学生時代、地元で中学生から高校生にかけの時期に家庭教師をしていた彼(イメージでは「子」という印象だったけど、さすがに30代の男性をつかまえて「子」はない)が予約担当で現れた。久しぶりに言葉を交わす。忙しそう。予約のあと、検査を担当してくれた医師から、彼との関係を聞かれて答えると驚かれた。私も組織検査のために初めて大学病院に来て、十数年ぶりで再会したときは驚いた。まさかがんが見つかるとも思ってなかったし。

エコー検査は異常なし。首のリンパ節は多少大きめのものはあるのだけれど、大きくなったとか形がおかしいとかの変化が見られないのでよいとのこと。

歯ブラシを2本買って、診察の会計(680円)を済ませて出社。

休み明けの上司からおみやげをもらう。ちゃんと引継ぎしないで休みに入ってしまったおわびらしい。たしかに大変だった。

出社が午後遅くになってからだったので、遅くはなったものの、月末でやることがいろいろあるわりにそれなりの時間で退社。

ほとり日記(http://hotoridiary.hatenablog.com)から転載

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