2016年10月 1年経過 口内炎におびえる

9月の終わり、手術跡の真下が真っ赤に腫れて、白いアフタ性口内炎らしきものができた。
翌日にはぷっくりと腫れ、ごろごろとした違和感も出てきて、とても気になる。
舌がんがわかったのがちょうど1年前で、年に一度の音楽イベントの仕事の前後という状況も当時と重なり、ひどく不安になる。

2日経ってもよくならず、こんな不安な気持ちで大きなイベントを迎えるのもいやなので、Hクリニックに連絡をして相談する。診てもらえることになった。
唾液腺のダクトの真上に口内炎ができているとのこと。
本来食べ物がつまったりする場所ではないのだが、手術の影響で唾液腺が上に引っ張られてもりあがっており、口内炎になったとのこと。レーザーで焼き、軟膏をつけて終了。翌週消毒に行くことになった。
まもなく手術から1年という時期で神経質になったが、ほっとした。
口内炎一つでおびえすぎだとは思いつつも、3月のできごとを思い出すとだいぶ回復したなとも思う。3月はわずかな出血痕を見ただけで涙がでていた。

10月はじめ、年に一度の音楽イベント当日を迎えた。
大好きなミュージシャン二人にも参加してもらえた。歌をききながらこの1年のことを思い、がんで本当に不安だったんだな、ショックだったんだなとつくづく感じた。

9月に参加したトークイベントで、書くことの大切さを説かれたので、日記を再開しようと思った。

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