やっぱりゴッホじゃやなんだ(10/3の雑記)

僕はゴッホじゃやなんだ

・最近積みゲーを消化する機運が高まってたので、数年前からやらなきゃなぁ〜と思って延々と放置していた「ドキドキ文芸部」を遂にプレイした。

・面白い、と言うことはずっと知っていたんだけど、なんだかんだやってなかった理由の一つとして、めっちゃ過去にこのゲームが話題になった時に作者が“「君と彼女と彼女の恋」から影響を受けている”と話していたのを見て、不幸な事に私はその「君と彼女と彼女の恋」を既にプレイ済みかつかなり愛好していたせいでこのゲームがどんなギミックとオチをーしているのか即座に理解してしまいぬ〜〜〜んとなってプレイしてなかった。

・あまりネタバレと言うのは気にしてなく、問題はその結末を知っている……と言うのじゃなくて私がその(略して)「ととの」が好き過ぎる事が問題で、ハードルが高くなり過ぎてしまう事が原因だった。この「のとは、」って言う現在のHNも元の元はこの作品の略称由来ですからね。


・以下、感想。

・ネタ仕込みであるギャルゲーパートはめちゃ平成のギャルゲーって感じで懐かしかった。面白くはない。いや、つまらなくもないけど結構なテンプレート寄りなので……最も、そのギャルゲーと言う枠組みらしさがこのゲームのギミックを盛り上げる為の要素とも言えるけど。

・話とは関係ないけどキャラクター立ち絵の頭身が結構違和感あるなと思った。CGではあまり違和感ないので余計に疑問に思う。

・一人を除いてなんだかんだ不安定なキャラしか居なくて草生えますわよ。登場人物が最低限なのは分かりやすくてとても良かったです。人間の名前覚えるのあまり得意じゃないので……。

・ハードルは気持ち高めだったけどちゃんと元ネタと異なる点はあり結構楽しめた。杞憂でしたね。「ととの」もそうなんだけどゲーム外からゲームに干渉すると言うギミックは何とも言えぬワクワク感がある。また、ゲーム内でシステムが封じられるのも良かった。だって、曽根美雪さんもどうせセーブデータをロードすればいいと思ってるんでしょってキレてましたからね。

・とあるパートで主要キャラの台詞パターンが多かったの地味に良かった。

・これは個人的な話なんですけど、特に好きになるキャラクターは居なかった。


・まぁざっくりそんな感じです。かつてこのゲームに狂わされてたフォロワーと話しながらやってたんですけど、その人の好みや感性がめちゃくちゃこのゲーム由来な点が多くて別のところでもおもしろかったです。

・こう言うギミックって話題にはなりやすいけど実際にちゃんと搭載しているゲームはかなり少ないですよね。最近だと「インスクリプション」とかが少しあったぐらいかな?

・まぁでも話題になりやさ過ぎて陳腐化してしまいやすいと言うのは難しいところですよね。そのネタを活用するキャラクターの動機や性格も狭まれやすくなってしまうし、比べられやすくなってしまう。ゲームジャンルもノベルゲーだからこそ活用できてる面が大きいとも思うし。

・ともかく、良いゲームであったのは間違いなかった。これが無料は素直に凄いと思う。

・just Monika

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