世界の名ボクサー:モハメド・アリの生涯

「ザ・グレーテスト」と呼ばれたアリ。その生涯を要約。

生まれ
ケンタッキー州ルイビル出身。本名はカシアス・マーセラス・クレイ・ジュニア。黒人であるが、白人の血も流れている。

信念
「神から与えられた特別な力は正しく使わねばならない」「恐怖でいっぱいの奴は生きてはいけないし、人生を楽しめない」「神が自分を守ってくださる」

学業
高校時代の学業は並、または、それ以下。特に「数字の扱い」が苦手だったという。

ボクサーになったキッカケ
12歳の頃、地域のイベントに参加したが、自転車を盗まれた。「そいつをぶちのめしてやりたい」と思ったことがボクシングを習うことになったキッカケ。アマ時代からスピードとパンチをかわす素早さを持っていた。ジミー・エリス(後、WBA世界ヘビー級王者に)はルイビルの同期生で、アマで対戦。「アマチュア」と言っても当時のアマボクシングはヘッドギア無し。ラウンド数以外はプロの試合とあまり変わらないものだった。後にアリのトレーナーになるアンジェロ・ダンディはアリがアマチュアだった頃に会っている。

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