世界の名ボクサー:トミー・モリソン④「白人期待のヘビー級」

WBO世界ヘビー級王者。ベテランを倒し、ライバルと決着戦。ジェームス・ティリス戦、ピンクロン・トーマス戦、ユーリ・ブーリン戦、レイ・マーサー戦ほかを紹介します。

トミー・モリソン(アメリカ)
身長188cm:オーソドックス(右構え)

①トミー・モリソン 1R TKO マイク・エイセイ
(ヘビー級戦、1990年)
(ダウンシーン)
1R:右ストレート、左フック、右ストレートで3度、エイセイがダウン
(感想:これまで23連勝(19KO)のモリソン。 エイセイはウェストバージニアの白人。12勝(12KO)5敗1分。デビューから連勝だったが、初黒星後は負けが多い(リディック・ボウ、レノックス・ルイスにKO負け)。ラスベガスでの一戦。アップライトな構えからジャブ、フックのエイセイ。手打ちで、ディフェンスが甘そう。攻めるモリソン。強烈なパンチで三度ダウンを奪ってレフェリーストップ。ディフェンスができない選手を軽く倒したモリソン。次の試合は世界戦の経験もあるベテラン、ティリス。エイセイはその後もホルヘ・ルイス・ゴンザレス、デビッド・ツゥアといった実力者に敗れてキャリア終了。)

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