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記事29:餓鬼畜生阿修羅人間

擦り尽くされた話題だが、グーフィーとプルートの差はどこからきたのか。
犬のキャラという共通点がありながらグーフィーは二足歩行で言葉を話し、プルートは四足歩行で話せない。
グーフィーはイベントごとに様々な衣装を着ているが、プルートは基本、裸である。
グーフィーは大スターであるミッキーの知人だが、プルートはミッキーに飼われている。

どういう世界なのだろう。グーフィーとプルートは同種族であるにもかかわらず同じ進化の道を辿ってこれないまま同じ世界にいる。『約束のネバーランド』の鬼の話みたいだ。
だとすると、身分の違いなのだろうか。良いものを喰らい、高等な教育を受けたグーフィーはそれ相応の進化を遂げ、そうでないプルートは四つ足で這う畜生のまま。(ちなみに四つ足で這う畜生という表現には、現実世界のかわいい犬猫もすべて含んでいる)

だとすると、それら両頭と付き合うミッキーの気持ちは如何ばかりか。
身分の違う者にも分け隔てなく接する姿はまさにスターである。

身分の違い説はあまりにも悲しいので、別の可能性を考えてみる。
グーフィーとプルートは元々たしかに同種族ではあるが、それぞれ別の世界線からやってきて合流しているとするものである。

一方の世界では現実世界と同じような犬が存在する。
他方の世界では二足歩行の、言語を操ることのできる犬が存在する。
ふたつの(あるいはさらに多くの)世界が何らかの理由でアクシデント的に交わったのがミッキー達の生きる世界だ。これはこれは、ファンタジーだ。

グーフィーとプルートの話を会社の人としていたら、ミニーが猫を飼っている設定もあるという。
どうでもいいが、1ヶ月弱の期間noteの更新を続けてきて、会社で仕事をしている描写がほぼない。

ミニーが猫を飼っているのも、ファンタジー的ではある。
でもきっと、ミニーは自分が存在する世界の仕組みを知っていて、意図的に他世界で生きる猫を取り寄せたのだ。ネズミが猫より優位に立つという目的のために。
ミッキーの世界の黒幕はミニーということだ。
そしていま僕たちが生きている人間の現実世界にも侵食してきている。

さんざん書いてきたが、ここまでの話に根拠などあろうはずがない。
何しろディズニーランドにほど近い場所で育ったにも関わらず、遊びに行った記憶のない奴の言うことなのだから。
ディズニーにも遊園地にも興味がないとこうなるのだ。

DMR『GUMBO』

僕が一時期入れ込んでいた、ダメレコというレーベルのはじまりの一枚。初回に出した数が少なくて、一時期定価以上の金額で取引されていた。ラップラップした作品が聴きたいときの候補。
たしか定価で買った記憶があるが、発売時にはダメレコの存在を知らず、どうやって手に入れたかは覚えていない。

環ROYのパンキッシュなラップは今でもフレッシュだし、METEORの枠にとらわれないラップも良い。KEN THE 390の録音物初リリースもこのアルバムだったはずだ。質はともかく、今こういう手作り感溢れるワクワクさせてくれるレーベルってないな。

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