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記事70:逆いいねボタン

生きていれば、逆いいねボタンが欲しいときもある。
「は!?何言ってんのお前!?」
という感情を端的に表すボタン、それが逆いいねボタンだ。

月曜日はどう気をつけていても元気が出なかったり、ちょっとイラついていたり。でも大事なのはそれが自分だけの問題ではないと知ることだ。理解は難しくても、無理解を抜け出すのはそんなに難しくない。かも。

それはそうと、今日も今日とて職場の人に「人に興味なさそう」と言われた。「何を考えているか分からない」と並び、これもすごくよく言われることだ。ちなみに「何を考えているか分からない」は先週も言われたばかり。

これらは言われ続けていると、別に悲しいという気持ちはなくなる。そう見えているなら、まぁそう見えているんだろうなぁ、というぐらいだ。繰り返しただけだ。「踏み込んでこないからいい」と、逆に興味の持たなさを良いところとして認めてくれた知人もいて、けっこう付き合いが長かったりする。向こうも向こうで、僕から見れば変わり者なんだけれど。

人に興味がないか?と問われれば、答えはYESに近い。そして、その「人」の中には自分自身も含んでいる。
自分から関係性が離れる人ほど興味が薄くなるのは普通のことだと思うのだが、もしかしたらその出発点である自分への興味が薄いのかもしれない。
普通の人が、自分100、家族・友人70、職場の人50…くらいの濃度で色付けしているとすれば、僕は「自分60」ぐらいからスタートしている気がする。でも僕の中ではそれが「自分100」であり、絶対評価としては他者に興味がないというわけではないのだ。

でも世間的な相対評価の視点で見れば、100と60で、まぁそうでしょうね。というだけのことだ。

そもそも、みんなだって人そのものよりもその周囲の「事象」に興味があるということなんじゃないのか。虚無の空間に人が一人ポツンといたとして、その人に対して興味は持たないだろう。取り巻く環境ありきの「人」に興味を持っているはずだ。そして更に言えば、いわゆるプロフィールの部分よりも、そこに載らない(文字にできない)部分に惹かれるのではないだろうか。

いやいや、取り巻く環境とか、プロフィールに載らない部分も含めて「人」と言っているんだよ。と注意されれば、その時はこう言おう。
「わかったごめん」と。

でも大抵の人には、こういう話をしても「何言ってんだこいつ」となり、「何を考えているか分からない」ということに繋がるので黙っておく。そして
「あー、興味ないんすよね。やっぱ分かります?」とヘラヘラしておくのだ。

週明け、体調の悪そうな人が多い。僕も例外ではなく、明日は朝から病院に行くことにした。午後から出社するかは、もちろん体調と気分次第だ。

ケツメイシ『ケツノポリス2』

言わずと知れた出世作。これ出た時期はクラスの男子は全員聴いてたと思う。クラスの男子たちよ、今もラップを聴いているかい。
いま聴いてもラップはうまいし、レゲエの風味もあるし、思春期に刺さるのは当たり前だったのかもしれない。

当時から、ケツメイシはヒップホップファンからは無視されがちだった印象がある。ディスられるのはキックやリップだった。そんな中、当時からリップもキックもケツメもキングギドラもNITROも雷も混ぜこぜですべて好んでいた自分。今の自分から、100点の花マルをあげたいと思う。涙が出るほどに、間違ってないと断言できる。

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