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記事32:Mr.ラウドネス

声が大きい人はいい。
どんなカロリー消費のしかただよ、とは思うが、いつも声が大きい人っている。
しかもオジサン世代(40〜50代)に結構いる。

いまどきの若者は声が小さい、とか言われたことはないが、そう思っているんだろうか。
オジサン世代の方が若者より元気なので、この国は終わりだ。
ちなみに僕は30代なので一番中途半端な、かつ一番ダメな世代だ。
世代を代表して勝手に言った。

30代は前半はまだ若いと言われ、後半は若いとも年とってるとも言われなくなる。たぶん。
若いと言われなくなったら、もうオジサン認定だと思う。
若いねとは言うことはあっても、老いてるねとは普通言わないから。

会社で声が大きい人が隣にいるときに客先に電話をかけてたら、電話口の相手から
「何か声が聞こえるんですけど、いまテレビ見てます?」と言われたことがある。
声が大きい人、テレビぐらいうるさい。

出先から事務所に電話をかけると、後ろの方で声が大きいオジサンの声が聞こえることがある。
声が大きい人、人の電話に無意識に入ってくる。

声が大きい人、怒ってないのに怒ってるみたいとよく言われてる。
声が大きい人、事務所に帰ってきたらすぐわかる。
声が大きい人、電話で話すときの音量バランス考慮しない。
声が大きい人に遠くから呼ばれたかな?と思ったらただ遠くで会話してるだけ。

何が違うのだろう。腹筋力か、喉の強さか。
摂取も消費もローカロリーな生活を送る僕には仕組みが分からない。

ただ分かるのは、たぶん声が大きい方が得することがある。
声が大きい人の方が偉くなる。多少アホであっても、声が大きくて偉い人がいる。
これからのビジネスマン向けには、声を大きくする講座があるといいだろう。

別に良くはないだろう。

RHYMESTER『グレイゾーン』

『リスペクト』よりこっちのが好きかもしれない。当時すでにそこそこの知名度だったRHYMESTERが、自らを「ポップでもハードコアでもない、中途半端な立ち位置」といいうことで出した自虐アルバム。
それでも誇りを持ってヒップホップを鳴らしていて、売れないと分かってても男臭い音楽をやっている。

毎回思うんだけど、僕は誰に向かって紹介をしているのか。後日見返して、
「ああ、このときこんな風に思って聴いてたんだな」ってやるためか。
そんな事やるかよ。

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