マーケティングの歴史
突然ですが、マーケティングとは何だか分かりますか?
ウィキペディアではこう書かれています。
マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
だそうです^_^;
「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。
ここだけ見てみると、サービスや商品の売買がマーケティングだと思われそうですが、
顧客のニーズを解き明かしたり、顧客価値を生み出す経営哲学、戦略、仕組み、プロセスなどもマーケティングの一部です。
人によってマーケティングの捉え方が違う!
いろいろ調べてみたところ、マーケティングというのは人によって捉え方が違うようです。
引用元 https://www.tsuhan-marketing.com/blog/basic/regarding_marketing
⑴.あの米国コカ・コーラをマーケティングしたセルジオ・ジーマンはマーケティングを「商品をより多く販売し、利益を上げること」と定義しています.
⑵.「マネジメント」を執筆、開発したピーター・ドラッカーはマーケティングを「販売を不要にすること」と定義しています。
⑶.ノースウェスタン大学大学院教授で「マーケティングの神様」と呼ばれるフィリップ・コトラーはマーケティングの定義を「ニーズに応えて利益を上げること」と定義しています。
このように、人によってマーケティングの捉え方、考え方が違うみたいです(゚ω゚)
時代によって変わっていくマーケティングトレンド
引用元 https://innova-jp.com/marketing-merit/
上の図はマーケティングの概念がフィリップ・コトラー氏によって体系化されてから、現在に至るまでのマーケティングトレンドの変化です。
マーケティング1.0 「製品中心」 1950年〜
1950年以降、当時は、ものも情報も不足していたため、どんな製品も、作ったら作った分だけ売れる、大量生産・大量消費の時代です。企業が中心となって、製品を作っていたことから製品中心と呼ばれています。
マーケティング2.0 「消費者志向」 1970年〜
1970年頃には、だんだんと世の中にモノがあふれるようになり、消費者が製品やサービスを選ぶ立場に逆転します。時を同じくしてオイルショックが起き、経済は低迷、消費者の購買力は落ち、購買アクションがますます慎重になりました。企業は、消費者が欲している製品やサービスがなにか?と消費者の志向を考え、マーケティング活動に反映することが求められるようになりました。
マーケティング3.0 「価値主導」 1990年〜
1990年頃から、インターネットが一般にも普及し、消費者は自ら情報を入手できるようになります。オンライン上で口コミやレビューを収集することで、これまで企業側からしか入手できなかった製品やサービスの情報を消費者同士で意見を交換しあい、比較・検討を行えるようになりました。また、先進国においては製品やサービスの機能や性能が優れていることは当たり前になり、消費者は、製品自体のクオリティだけではなく、製品やサービスを購入することで、自分がどんなベネフィットや価値を享受できるかという点が重要になります。これに付随して企業のビジョンや社会や環境への影響、意義が注目されるようになり、企業は、消費者になんらかの価値を提供することを目的にマーケティング活動を行うようになります。
マーケティング4.0 「自己実現」 2010年〜現在
そして2010年ころから現在は、自己実現の時代と言われています。この自己実現という言葉は、マズローの5段欲求から来ています。消費者の物質的欲求はほぼ満たされ、ソーシャルメディアの投稿や「いいね」を通して、承認欲求欲も満たされるようになりました。その結果、我々は今、最後の欲求段階にある「自己実現」のフェーズに入っています。企業は、消費者がどういった自己実現を求めているかのニーズを顕在化し、製品やサービスを通して提供するマーケティング活動を行っています。
引用元 https://www.ss3648plan.com/2018/06/30/%E3%83%9E%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%AC%B2%E6%B1%82%EF%BC%95%E6%AE%B5%E9%9A%8E/
まとめ
マーケティングは捉え方や定義が違うんですね( ̄∇ ̄)
また時代によってもトレンドが変わっていく_φ( ̄ー ̄ )
常に新しい知識を入れて、時代や環境に合わせたマーケティングを学び、模索していく事が大事という事でしょうか(*^^*)
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