連れ子あり再婚でもやっていける男性(父親)の特徴。

他人が共同して生活を営むのが、基本的な夫婦・家族運営のあり方だ。
初婚同士だってなかなか難しいのに、そこに婚姻歴があったり、さらには他人である子どもがいたりすると、もうめちゃくちゃだ。
どう生活を始めるかにもよるが、そもそも子どもが居ようが居まいが、一緒に生活できる相手としてふさわしい人を選ばないことには、必ず破綻する。

書面契約上も破棄かそうでないかを問わなければ、実際に破綻した夫婦生活・家族生活なんぞごまんとある。
でも、そうじゃない確かな愛情関係・信頼関係で結ばれた結婚生活がしたいからこそ、難ありでも彼を選んだはずだ。
そうでなければもっと適当な相手が他に必ずいる。

再婚相手の子どもがかわいくなかろうが、難があろうが、まずは夫となる彼が自分にとってふさわしい相手かどうか。それをいつも見極めてほしい。
それに納得できれば、一緒に乗り越えることも自分が成長してなんとかすることも可能になる。逆に相手に不満ばかりが募れば、こんな逆境あっという間におさらばだ。あなたにはその権利がある。

私が思う、連れ子の父でありながら良き夫婦になりえる男性は、
・成長する意欲がある
・伴侶と子どもを別で考えることができる

この2点に尽きる。
要は自立した男性、人間であるかどうかだ。
もちろん自分のことを棚に上げる気はないし、彼だって離婚したわけだから過去の失敗や大きな不足があったケースもある。
それでもなお、これからを良くしていきたいという思いがあるかどうか。
それは選んだ相手であるあなたと一緒に、だ。

そういう意味で、同じ大切・愛しいという気持ちだとしても、
自分の生涯をともに過ごす伴侶としての妻と、自分の血を分けたかわいい、でも社会に送り出す子どもの、愛おしさ・大事さを分けて考えられないといけない。
仕事と私とどっちが大事なの?!という古めかしいセリフと同じくらい別次元の比較であることをこちらも理解しないといけないが、本人が1番解らないといけない。
妻が教えるには相当な角が立つので、やんわりと第三者からの情報としてインプットしていくべきだと思う。

この2つ、及第点に達する可能性を感じるかどうか。
最初から合格じゃなくてもいい、可能性があれば一緒に頑張ればいいのだ。
私も足りないことが山のようにあって、それでもお互い高める努力をして6年が過ぎた。
でも、なかには到底およばない、あるいはそもそも根本的に問題がある、、例えば継子の育児を丸投げするような夫。そんなのは論外。

明日にでも別れるか、とにかく出ていくべきだ。
子どもは親がなくても育つし、公的機関もある。
ろくでもない親元にいるより公的機関で一度助けてもらう方が子どものためかもしれない。それでも子どもが不憫で離れがたい、支援したい、なんて思えるテレサ的なマザーは、私の文章なぞ読まないだろう。

あくまで私は、大好きな夫と死ぬまで一緒にいたい。
そのために一時的に継子との時間をなんとかしなければ、という女性に向けてメッセージを送っている。

そんな女性が見初めた夫は、きっと素敵な人だろうし、
どう適応していくかが課題であって、その道しるべの一つを書いたまでなのだ。

自分が尽くしてもいいと思えるほどの男性かどうか、
その気持ちに甘んじることなく、一緒に前向きな努力ができるか、
これなくして、再婚および他人の、ましてやかつて婚姻してた相手の子などと一緒にいられるかっつーの。

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