こんなのが友達ってサイアクだね

友人が男と絡むのが嫌いだ。
僕にとってクラスの男は人間ではなかったし、せいぜい教科書程度であった。
それほどまでに、クラスの男が嫌いだったのだ。
友人に彼氏が出来た途端、きっと僕は捨てられる。
そもそも、一番にはなり得ないのだ。
僕にはその座を奪う技量などは持ち合わせていない。
男性が嫌いな訳でもないし、フェミニストでもない。
男性の友人はもちろんいるし、知らない男性の中にも善人がいることも知っている。(本屋で本を取ってくれたお兄さん、ありがとう。)
僕の敵は、友人に近づく有象無象魑魅魍魎だけなのだ。
こんなことを友人に言えばたちまちひとりとして居なくなるだろうが、僕は彼女らに深い愛を抱いている。
もちろんそれは友愛であるが、愛という前提な時点で友愛だろうがなんだろうが関係ないとしたい。
僕の中の彼女たちは、綺麗で、怪我されない、潔白の存在である。
どんなに性格が薄汚れていようと、それは変わらない事実だ。
もしかして危険思想ですか。
違います。
よかったです。

別に処女だからどうという話ではない。
綺麗で、不変のままでいてね。

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