『それはわたし』

公園にて、詩をつくる

初めて作ったそれは

なにか足りていないような

それでいて何かが多いような

どこか不自然な姿をしていた


出来上がったそれは

あまりにも「わたし」だった。


不器用で、

不恰好で、

青臭くて、


多いのはわたし?

足りないものは、なにかしら。


丸まって帰る私の背中を、

太陽が暖める


不器用で、

不恰好で、

青臭くて、


出来たのはわたし

足りないものは、あるかしら?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?