2月1日
目上の人に日記の代筆を頼んではならない
以下がその証拠である。
記録
先生へ
失礼な事とは思っているのですが、一日やる事なかったし何も考えられなかったから代わりに日記書いてください。
僕より
先生へ
この際AIとか使ってもいいです。なんかいい感じにしてください。あっ、あとオレオも食べていいです。僕の分さえ残して頂ければ。牛乳もありますよ。ツイストしてミルクにダンクしてください。
僕より
先生へ
待ってください、オレオが嫌いな人間って存在するんですか!? オレオがぶっ刺さったマフィンとか超美味しいですよ。どうせ明後日には現世行くんだし大阪とか行って買いましょうよ。アレンジすると美味しいですよオレオ。
あと僕は本当に何もしてません。布団で横になって、何も考えず寝る事もなく完全な「虚無」になってました。
「虚無」について600字も700字も書けないでしょ普通。先生しか頼れないからこれを書いてるんですよ。
僕より
先生へ
『「虚無」とは生産性がゼロまで低下し酸素と電気代ぐらいしか消費できない、あとTwitterも何も見られないクソみてぇな状態と定義する。
僕は生産性を求められているため、なるべく虚無りたくない。』
書きましたよ。全然文字数稼げないじゃないですか。先生、なんか詩とか書いてみてください。
僕より
先生へ
めちゃくちゃ厭世感モロ出しじゃないですか、天国の人から出ていいもんじゃないですよこれ。もしかして生前ニヒリストだったんですか? そういやニーチェって天国と地獄どっちに落ちたんだろう。
先生知ってます?
僕より
先生へ
僕が悪かったです。ごめんなさい。
返信もして頂かなくて結構です。
僕より
↑哀れ。
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