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風の行進に揺られて、激しさを増す

先日、今年もwind paradeが開催されると知らせがあった。めでたいことだ。しかも今年は2day。すげ〜。

ラインナップは主催のフィッシュマンズ、カネコアヤノが去年から引き続きの参加。新しくサニーデイ・サービスがヘッドライナーに、その他ハナレグミ、GEZAN、cero、ZAZEN BOYSが参加。そしてもう一組追加の発表があるよう。

会社の喫煙所でツイートを見て、心が湧き立った。あの心地よい風をまた浴びに行けることが嬉しい。

今年は去年よりもずっと対峙するようにして聴くバンドが多い。面と向き合う強さを持っていかないとなあ。自分が喰われてしまうだろう。

特に初日。心地よさとヒリつきがせめぎ合うんだろうな。昨年はフィッシュマンズの演奏で、他の出演者がゲストとして参加していた。ハナレグミ、GEZAN、ceroが一緒になんて、どうなってしまうんだろうか…2日、聴き通せるのか。

追加のアーティストも気になるところだ。
周りの人と色々予想するのが楽しい。踊ってばかりの国、羊文学、青葉市子、the pillows、柴田聡子、家主、東郷清丸、never young beach…
誰がくるのかなあ。

一方、昨年出演していた折坂悠太、くるりは今年はいないのかしら。なかなか寂しさを感じる。四組のバランスがあまりにも良く、強烈な輝きがあった。いつ思い出してもあの日の風を心地よく感じる。すっと身体をなぞる風だった。今年もそんな風を、いつでも思い出せる風を感じたい。


話は変わる。
最近過激な表現に身を晒しすぎていた。通勤時は大音量で派手な音を聴く。音楽にブチのめされながら通勤している。先日craftrock fesで見た、聴いた音楽たちのような、檄を飛ばす音楽や、スクリーム、叫びのようにも祈りのようにも聞こえる音楽なんかを聴き入ってしまっている。
それらは、力になる。確実に自分の力になるが、ドーピングのように、抜けた時の反動が大きい。常に聴かないと、と思ってしまっている。心と体が疲れてきてしまっている。
すこし、生活ベースのゆったりとした素朴な音や、賑やかで自体の豊かさが生んだ音楽を聴いて、心を休ませないといけない気がしている。そんな最近。

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