見出し画像

ティッシュペーパー載せご飯

思い出すととても嫌な気持ちになる出来事がある。5歳くらいの時に家族で夕飯を食べていた時のこと。

幼いころ好き嫌いが多く野菜があまり食べられなかった。夕食に苦手なものが並んでいたからか「美味しくない」というような発言をしたのだと思う。

夕食を作ってくれた母親の怒りに触れたのか、「じゃあこれで食べれば良いじゃない!」と、おもむろにティッシュペーパーを裂き出して、私のご飯の上にのせた。

一緒に食卓を囲む父親と姉は無言。怒られたことと、その行動に驚き涙する私。

その後、ティッシュペーパーを取り除いて食べたけど、なんだか木の味を感じて本当に美味しくなかった。

今でも白いご飯を見るとたまにあの味を思い出す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?