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運命

お久しぶりです。9日ぶりのnoteです。

月曜日から秋学期が開始し、授業やら課題やらバタバタしていたらいつの間にか10月になっていました。(言い訳)

今日はふと「書きたい」と思ったことができたので、筆(タイピング)が進むままに記事を書いている次第です。

では本題に。


みなさんは「運命」を信じますか?


「運命」を広辞苑で引くと

人間の意志にかかわりなく、身の上にめぐって来る吉凶禍福。それをもたらす人間の力を超えた作用。

と明記されています。

要するに「運命」は「私たちの力ではどうにもならないこと」です。

だからこそ、運命を迷信と捉えて信じるか否かという議題が発生しちゃったりします。

よく恋愛において「運命の人に巡り合いたい」とか「この人が絶対に私の(僕の)運命の人だ!!」とかどうとか言っている話を聞きますが

運命って結局自分の力ではどうにもならない話なので

運命と言えば運命だし、運命ではないと言えば運命ではないと私は思います。めちゃくちゃ冷めてます。

そして今回は、そんな冷めてる私が唯一

「これは絶対運命だ!!!」

と言い切れる出会いをした人について書こうと思います。

(まさか…ひちゃがそんな大恋愛したことが……?)

と思ったそこのあなた、安心してください。

大友情話です。()

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その子と私の最初の出会いは高校入試の日でした。

まあ、その子の名前を「おとちゃん」としましょう。

おとちゃんは私の一つ後ろの席に座っていました。

初入試の私はガッチガチに緊張して、周りの状況なんて全く把握していなかったので彼女の存在に気付いていませんでした。

(やばい、、もうすぐ入試が始まる、、、)

と思っていたその時、突然後ろに座る見知らぬ人(おとちゃん)から紙を渡されました。

こんにちは。突然すみません。                    駅に向かうまでの道がガタガタで今日持ってきた鉛筆の芯が全部折れてしまっていたので、何か書くものを貸してもらえませんか?  おと                        

(こっっっっっっっっっっっっわ!!!!!!!!!)

一瞬、新手のいじめか嫌がらせだと思って無視しようと思いましたが

彼女の立場に立った時、入試なのに書く物がなくてめちゃくちゃ焦ってる中

勇気を出して他人かつライバルの私に手紙を渡したのに無視されたら

さすがに心折れるな…と思ったので、私は鉛筆を貸しました。(爆笑)

その後入試が終わって少し話をしましたが、特に盛り上がることもなく連絡先を交換することもなくお互い帰りました。(記憶薄め) 

この時は何も考えていませんでしたが、どちらかが落ちてたらこの後関わることがなかったと思うとぞっとします。

ですが二人とも無事に合格し、無事に入学しました。

お互いの入学を知ったのは、学年全体のLINEグループに招待された時で、

もらった紙に書いてあった名前と同じ名前を見つけたので

私が追加してLINEを送りました。内容は覚えていません。

私たちは留学コース所属で、3年間同じクラスになることが入学した時から決まっていたため、私は初日に絶対に声をかけようと決めていました。

そこで奇跡が起きたんですよね。

入学式当日、教室に行って自分の席に座っていたら、隣の席におとちゃんが来て座ったのです。

出席番号順で決められた座席だったので、これこそ運命です。

私たちの意志なんて関係ないです。

しかも、仲良くなるうちにわかってきたのが、

「私たち脳みそ共有してるん?」というくらい価値観が合うんです。

これはさすがに「運命」を信じざるを得ない瞬間でした。

そして、21年間生きてきて「運命」を感じたのはおとちゃんにだけです。

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この運命的な出会いをきっかけに、私たちは24時間365日一緒に過ごすようになりました。

(んなわけあるか)と思うかもしれませんが、ガチです。

学校で毎日一緒にいるのに、帰ってからLINEしてるし、

土日ももちろんLINEで話します。電話するときもありました。

この生活をかれこれ5年続けています。普通にきもいわ。

私が上京してからもその生活は当たり前のように続いています。

「(物理的に)距離が離れると心の距離も離れる」

なんて言われたりすることもありますが、心の距離はむしろ近づいているというか…

離れたからこそおとちゃんの存在の大きさに気が付けた部分もあるし、

離れてても絶対に味方でいてくれる人が一人いるという事実が私の全ての行動を支えてくれている気がします。

いや、気がしているだけではダメですね(笑)支えてくれています!!

おとちゃんには本当に感謝しかないです。

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いつも私のことを自分のことのように考えてくれてありがとう。

等身大の私を受け入れてくれてありがとう。

私と出会ってくれてありがとう。

あの時、鉛筆の芯全部折ってくれてありがとう。

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なんで急におとちゃんのことについて書きたくなったのかは自分でもよくわかりませんが…

2週間前の帰省で半年ぶりに会えたからその余韻でしょうか。

すごくすごく短かったけど、すごくすごく幸せな時間だったから

ああ、早くまた会いたいな、年末会いたいな、、なんて考えてたから

おとちゃんについて書きたくなったんだと思います。(照)


まあ、この記事全体を通して何が言いたかったかって

私はおとちゃんが大好きだってことなんですけど(笑)

この記事を読んでくださった皆さんにもそれぞれ「運命」と思えることがあったらいいなぁと思いますし、

今までなんとも思っていなかったけど、今回の記事が

「あ、これ、もしかしたら運命だったかも」

と気が付ける一つのきっかけになればいいなと思っています。


ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

では、また。

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