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最後は妖精がドンチャン騒ぎしてた曲。

この間は新月でしたね。
ユキです、こんばんは。
今日は月に関する音楽を♪

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

フルート三重奏「月明かりの照らす3つの風景」という曲があります。

数年前に教室のコンサートで演奏しました。
この曲、ワタシが教室に入りたてのころに別の生徒さんたちが吹いていて一目ぼれ!(一耳ぼれ?)
とってもきれいな曲なんです。
いざ吹けるとなるとめちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています♡
この曲はタイトルにもある通り3つの風景ということで、3楽章から成っています。

作曲は高橋宏樹さん。
高橋さんご本人は

1楽章は月明かりの風景そのもの
2楽章は風景に対する思いのようなもの
3楽章はその風景の中にある躍動的な何か

というイメージで書いてみました、とおっしゃってます。

それでは早速聞いてみてください♡↓

【月明かりの照らす3つの風景】


いかがでしたか^ ^?
キレイな曲ですよね☆

さて、聞くのと吹くのは大違い、ということで
ワタシ的にはというと。。

●1楽章→2ndを吹きました。
低音好き&裏メロ好きといたしましては、だいたい2ndってめちゃめちゃ美味しいんですよ♡
この曲でも主旋律とハモりながら、裏メロで絡みながら、低すぎない音域。
月明かりの灯るころ、人々は家に帰り、一日の活動を終えようとしていく。。
そんなイメージで楽しく無理なく吹いていました♪

●2楽章→3rdを吹きました。
この楽章のイメージは深夜あたり。
ちょっとゆったりめの曲調で、人々も草木も眠るころのイメージかなと思っています。
そして中盤に3拍子が入ってくると、妖精たちが出てきて優雅に舞踏会をしているような感じです。
しかしワタシは3rd。
先ほど低音好きと言いましたが、得意だとは言いませんでした。
最低音のドとか出てくるんですよっ(;゚Д゚)
優雅どころの騒ぎじゃない、必死です。
下からみんなを支えるようにして吹き、
決して(テンションもろとも音程まで)落ちてはいけない緊張感。
フルート吹きの方ならわかっていただけるかと思います。

●3楽章→1stを吹きました。
装飾音符のついたタララランっ♪を合図に始まる3楽章。
確かに躍動感あるスピード感!メロディは楽しい感じです。
しかしワタシは1st。
躍動感よろしく高音の連続。
そして転調したかと思えば、畳みかけるように襲ってくる臨時記号の♯(シャープ)と♭(フラット)。

もう。。もう。。。
あんたら(妖精たち)お酒入ったんかーーーーー。・゜・(ノД`)・゜・。
と思わざるを得ないハイテンション。
後半になるにつれ、そのスピード感は増していきます。

poco accel.(少しずつ早く)。
リキむ音。
ずり上がる音程。
みんなでテンポを合わなきゃ!と思う緊張感。
そして最後のアクセント4連発でフィニッシュ!!
つ。。疲れた。。(´Д`)

高橋さんはこうもおっしゃってました。

このイメージはあくまで僕の中のイメージであってこれが正解というわけではありません。奏者(聴者)の方それぞれがこの曲からオリジナルの物語を創作していただければとても嬉しいです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪
とっても素敵な曲です。
できたらもう一度吹きたいです^^
コロナ、早く収まれーーー!

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