フリースタイルへの挑戦

what's going?
クリスマスが近づいているのに独り身独走中なKIIQです。例年に比べ肌寒いですね。

先日、日本一のバトルMCを決める大会「UMB」の東京予選に出場してきました。

トレーニングジムGOAL-B名古屋店の店舗責任者をしながら、なぜ畑違いのラップバトルにエントリーしたのか。そしてそこから何が得られたのかここにつづるぜ！

HIPHOPとの出会い

音楽を意識的に聞き出したのは中学時代。当時バスケ部に入っていたKIIQはイキって洋楽を中心に聞いていました。バスケといえばHIPHOP。当然音楽も併せて文化にはまっていきます。アーティストで言うとeminemとかJAY-Zとか、とにかく有名どころのラップを中心に聞いていて、日本語はあまり聞いていませんでした。

当時プレイしていたバスケゲームの2Kシリーズの影響も受けていたと思います。PSPからイヤホンで音楽聴いてたの懐かしい。

高校でも洋楽聞いてましたが、どちらかと言いうとPOP路線を聞いてました。当時はやっていたonedirectionとかBrunoMarsとかですね。あとは周りに合わせて邦ロックとか。なんでこう高校って（特に女子？）邦ロック付きが多いんですかね？あの現象に名前をつけたいものです。ラブライブも流行ってたのでμ’sも聞いてました。

高２夏〜卒業までずっと聞いてましたね。卒業後は解散ライブのライブビューイングにも行くはまりようでした。生粋のおばあちゃん子だった僕は1日目が終わった段階で「なんで俺はおばあちゃんと別れてこれをみに来てるんだ」と涙しました。2日目を終え、そこからあまり聞かなくなりました。

大学から日本語ラップを聴くようになります。入学当初はJUDY＆MARYを狂ったように聞いており、アルバムも全部持っていました。人と違ったものにはまっている自分に酔っていました。

ライムスター宇多丸のラジオを聴いていたのでライムスターから入り、KREVAやDragon Ashなどメジャーどころを聴きました。当時はフリースタイルのことはあまり知らず、フリースタイルダンジョンの名前だけ聞いたことあるくらいの感じ。あ、KRE様のB-BOY PARKは見ましたね。あのクラシックなフリースタイルは最高にかっこいいです。

そんなこんなで日本語ラップを大学卒業後も聞き続けていました。

フリースタイルに挑戦したきっかけ

そこでなぜフリースタイルに挑戦したかという話ですが、私の大きな転機にはやはり安慶名さんです。楽曲制作にはかねてから興味があり、ジム１周年記念イベント終了後にその旨をお話ししました。そこで、フリースタイル出てみたら？と言う話になったのがきっかけです。

安慶名さんは行動を生む天才です。プロレスも安慶名さんとの話の中で挑戦に至りました。悩んでいたり、誰にもいってない挑戦したいことがある人はぜひ安慶名さんと話してみてほしいです。

https://goal-b.co.jp/coaching/coaches/agena_kengo/

UMB挑戦

UMBを選んだのは直感です。東京大会にしたのはMCが晋平太さんだったからに他なりません。有名な方に会いたいという動機でレペゼンではない縁もゆかりもないエントリーをしました。

ラップバトルの練習は正直ほとんどできませんでした。黄猿さんのブログ記事（大会当日優勝されてました）を参考にまずは話すところから始め、ビートを流しながら４小節、８小節とやろうとします。コレが思ってたより難しい！リズムに乗って話し続けることだけでも難しいなんてラップがいかに凄いのかを実感しました。

日頃の会話や会員さんとの話の中で韻を意識したり、「なんかやってよ」と振られるのにどうにか答えてみたりといった日常が続きました。

本番までの期間は約3週間。周りにサイファーもなく、全くフリースタイルできないまま東京へ。我ながら凄い度胸です。

当日

夜行バスに揺られ、早朝の新宿へ。前日にメルカリで購入したラファイエットのパーカーに黒ニット帽を被りB-BOYがいい感じに決まっていました。
決戦の地は渋谷にあるリキッドルーム。なんでも過去UMBでR-指定やDOTAMAなどが激闘を繰り広げてきた場所とか。もう全く知らなかったです。最近YOUTUBEにアップされたのをみました。

エントリーMCの集合時間は12時。時間ちょうどに行くとそこにはみたこともない光景が広がっていました。ダボついた服装にいかつい顔。なんかオラついている集団。

うわ、苦手

直感がそう思いました。私は陰キャなのです。
来たからにはと思い切って何人かに話しかけましたが、思ったようなノリのいい返答は帰ってこず。みんな緊張してたんですかね？？

エントリーネームは間違えて候補の一つであった「矩（かねざし）」で登録されてしまっていました。僕の人生初ステージは矩から幕を開けます。ちなみに矩は球面天文学において、天体の離角が太陽の方向に対して垂直になる位置関係を指すらしいです。よくわからんが、いいかんじです。さすがカネザシ。

エントリー順にバトルがスタートします。出場MCが多すぎて予選の予選からのスタートでした。僕は大体真ん中くらいでしたので、先にいくつかバトルを見ることになることになるのですが、そこで衝撃を受けました。想像以上に全員うまかったのです。普通にラップできてましたし、何よりかっこよかった！シンプルにそこでバトルを楽しむマインドセットができました。

そんなこんなで僕の出番。観戦中「マイクもちゃなんとかなるだろ」と持ち前の軽さを発揮し、ネタは一切用意せず相手の前に立ちました

https://www.youtube.com/watch?v=42aXcvORqwc

39:00~から青パーカー坊主登場します。
このnoteをここまでご覧になってくれた方はぜひご覧ください。

大会終わって、最初に思ったことは「もっと上手くなりたい！」でした。
HIPHOP、そしてラップとの出会いに感謝。

KTとタカバさんといったエモ会も最高でした。
また会いましょう。

今後の展望

まず12月11日のUMB広島予選に出場します。まずは場数をこなしてフリースタイルできるようになりたい。UMBはどうやらレペゼンが大事らしいですが、広島は第二のレペゼン。ぶちかましたい。

そして、1月のGOAL–B BIG3大会でLIVEします。
それまでに2〜3曲作ります！アパレル販売もするのでお楽しみに！！

では、また会う日まで。

健康で。