私の人生

お返事ありがとうございます。

仰る通り、私は凄まじい忍耐をしてきたようです。それをはっきりと自覚してしまうと多分気が狂ってしまうので、自覚しないようにしています。

これを他人に理解して貰うだけでひと苦労です。

○お母様のお話だけではなく中学の時のお話や親戚のお話等、きっとまだ他にもたくさんあるかもしれませんが、

>本当に沢山のエピソードがあります。多分数え切れないです。

1番怖かったのは、カッターを首に突きつけられた事と、首を絞められた事です。

中一の時、カッターを突きつけられた時、驚くべきことに相手の同級生Uは「ヘヘヘ」と笑っていました。私は、これは騒いだら殺されると思い、目をつむってひたすらじっとしていました。しばらくすると、相手はつまらなそうに、「ヘッ」と言って立ち去りました。どうやら彼は、恐怖に怯える人を見ると楽しくてしょうがない、という異常性癖だったようです。

首を絞められた時は、これも中一の休み時間でした。直前の授業で、先生が質問を出し、私が挙手して答えました。

すると直後の休み時間、教室の後ろからUが猛烈な勢いで走ってきて、私の首を絞めながら壁に押し付け「オマエ調子乗ってんじゃねええええ!」と怒鳴りました。

「ウッ」と言いながら苦しむ私の目に映ったUの顔は、まるで親兄弟でも殺されたかのような、壮絶な憎悪にあふれていました。

彼がキレた理由は、自分が知らないことを私が知っていた、ただそれだけです。

私は、こんな異常な中学生がこの世にいるのか、と衝撃を受けました。

こんな調子だから、授業でどんな簡単な問題が出されても、誰も手を挙げて答えないようになり、ついに先生に当てられても答えないようになりました。

先生がいくら声かけしても、誰もうんともすんとも言わない。そこは全くの異常な空間でした。

進学高に入ればマシになる、と母に言い聞かされて入った高校も、大して変わりませんでした。

高二の時、体育の先生が授業の終わりに「人のミスを笑うのはスポーツマンシップに反するので止めなさい」と注意しました。(どこのクラスでも、授業で誰かのミスを他の生徒が大勢で笑い物にする行為が横行していました。)

珍しく先生がマトモなこと言ったな、と思いつつ教室に戻る途中、同級生Oが不機嫌そうに、次のようなことを言いました。

「先生は何を言ってるんや。ミスった奴を皆んなで笑ったりするのが、体育の楽しみ方やないか!」

私は衝撃を受けました。こんなクズみたいな事を、さも正しいかのように堂々と主張する高校生がいるのかと。

狂っている、という言葉では表しきれない異常者が、そこにいたのです。

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