2ndプルの際にバーベルを引き込む(スナッチ編)

2ndプルで力をより伝えるためには
”コンタクトポイントにいかにバーベルを引き込めるか?”が鍵になります。

この引き込むとはどういうことなのか?
そのために意識することはなんなのか?
について解説していきます。

力強い2ndプルができるようになりたい人はこの記事を是非読んでみてください。

引きつける2ndプル

スナッチはクリーンに比べて2ndプルがやりやすいです。
理由は手幅が広いのでコンタクトの位置が高くなるからです。
コンタクトの時に一番力が伝わりやすいのは恥骨の少し上のあたりです。

2ndプルの時にこの位置にバーベルが来る手幅で握っておくと
勝手に当たるのでクリーンに比べてやり易いのです。

クリーンよりはやり易いと言っても
やはりバーベルは少しでも体に引き寄せておきたいです。
2ndプルでコンタクトの位置がクリーンのように低くなりにくいので
意外とこの点が見逃されがちなんですよね。

2ndプルにかけてバーベルが離れている状態

2ndプルができるので
軽い重量の時はそこまで気になりませんし、
結果的に挙がってしまうので問題はないように感じるかもしれません。

しかし、扱える重量が挙がってきたそうもいきません。
バーベルが体から離れている分、2ndプルの力のロスが生まれます。
バランスも崩れやすくなります。
バーベルは弧を描くような軌道になったりします。

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