ワインエキスパート試験:日本

日本ワインも熱い。北海道だとか山梨といえば県まではわかるが、それ以上細かくなると意外と知識がない。

プロフィール

生産量
 日本ワイン16.612kl(20.2%)、国内製造ワイン82.319kl。
 1.山梨
 2.長野
 3.北海道
 4.山形
 5.岩手

 ワイナリー数:331軒(日本ワイン生産は258軒)
 8割は海外ブドウ原料に依存。

 自営農園76軒。
 100%自社管理畑の「ドメーヌ」は増加傾向。

日本ワインの特徴
 日本ワインの特徴は多様性(ラブルスカ種、ヤマブドウもあり)
 北は北海道名寄市、南は沖縄県恩納村(緯度差18度)

表示ルール
 日本ワイン = 国産ブドウ+国内製造
 国内製造ワイン = ブドウ問わず+国内製造
 地名の表示 85%以上
 品種の表示 85%以上
 ヴィンテージ 85%以上

地理的表示
 この点については別ページを設けて整理することとした。

品種
O.I.Vへの登録品種
 2010年 甲州
 2013年 マスカット・ベリーA
 2020年 山幸

甲州
由来は2説。
 ①雨宮勘解由説 祝村(勝沼町)
 ②大善寺説 行基(718年)
 ※科学的には、ヴィティス・ヴィニフィラ+ヴィティス・ダビーデ(中国野生種)。

特徴
 晩生、収穫時期は9月中旬ー10月後半
 糖度が上昇しにくい → 地理的表示も糖度基準が14度。多くのワインメーカーは補糖。
 樹勢が強い。

仕立て
 X字型剪定 or 一文字型短鞘剪定
 X字型剪定のサンプル

産地
 山梨3293t、山形27t。近年は島根県やドイツのラインガウでも栽培。
 甲州ワインの96.4%は甲州ブドウで造られる。

ヤマブドウ
 ヤマブドウを原料に日本で初の本格的ワインが造った:福岡県

信濃リースリング
 交配:シャルドネ×リースリング。

ブラッククイーン
 交配:べーリー×ゴールデンクイーン
 川上善兵衛

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