人生棚卸 言いたいことはありません

一応真面目に英語の勉強を続けている。やっている事は主にyoutubeを使っての瞬間英作文とシャドーイングだ。まだ始めてから1ヶ月程度しか経っていないけどそれなりに効果が出ていると思う。それにしても頭で思った事を英語にして伝える事のなんと難しいことか。頭に思い受かべた日本語を英語に変換するのに時間がかかるし、そもそも変換した英語に全く自信が持てないのだ。間違った文法でも伝わればいいとはよく聞くが、それは聞く相手にとっては失礼な話ではないかと思う。

しかし、どうしても英語を発するスピードが遅いので自分でもイライラする。成長したとはいえ、それは自己採点でしかないので実際に英語を人と話す時はどうなるか不安だ。毎日の練習で役立ってるのはシャドーイングよりも瞬間英作文の方で、まだレベルの低い僕は基本的な英文をひたすら音読していく方が性に合っているかもしれない。

メキシコに来る前はアメリカに1ヶ月程度の出張に行っていた。僕の仕事は主に工場内作業で人と話す機会が少ない。安心してアメリカに行ったのだけど、案の定そんなに甘くはなかった。話す量は少なくてもゼロではない。どうしても自分の意思を伝える事が必要な場面は出てくる。職場の人は優しかったけど僕の英語は見事なまでに通じなかった。日常の会話でさえ通じないのに、仕事で使う工業的な英語は全くと言っていいほど通じなかった。ちょっとここを削って、とかひっくり返して、とか咄嗟には出てこなかったし発音がまったくのデタラメだった。不思議な事に同じようなカタコトの英語でもよく通じる人もいた。それが不思議だった。そしてなんだか悔しかった。

僕はなんんとかTOEICの点数は700点を超えてはいるがそんなもんはクソの役にも立たなかった。今この40歳を過ぎた年齢でなんで英語の勉強をしているんだと自分でも思うことはよくあるけど、その理由の一つはあの悔しくて恥ずかしい思いをした事が原因だとはっきり言える。とにかく見返してやりたいのだ。そして自分に自信が持てるようになりたい。

まだ長い旅は続く。

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