Rは舌の先を巻かない②
前回お伝えしたとおり、Rの音は「舌先を巻く」練習をしても発音できません。今回は、それではどうしたら良いのか説明します。
英語の発音で大切なのは舌の先ではなく奥の動きです。Rの場合は特に大切です。
①舌の奥は、上の奥歯4本の内側につけておきます。なので、舌の先端ではなく、舌の奥の両脇(右側と左側)が丸まった形になります。中央部に隙間ができます。
②舌の先端には力を入れません。
③舌の前半部は、上顎の骨格に近づけてください。
④舌全体を少し後ろに引きながら、喉の奥から声を出します。
注意①:舌全体が下がっているとRになりません。fatherのahか、arriveのəになってしまいます。
注意②:舌先に力を入れて巻き上げようとすると、母音と組み合わせた時にLの音になってしまいます。
注意③:唇に力が入るとWになってしまいます。
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